光宗薫、総選挙に挑むAKB48同期にエール「応援している」
2014年6月4日 13:20
[映画.com ニュース] アイドルグループ「AKB48」の元メンバーで女優の光宗薫が6月4日、米ホワイトハウスで繰り広げられる政治家の陰謀や策略を描いた人気ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のブルーレイ&DVD発売記念イベントに、元衆議院議員でタレントの杉村太蔵とともに出席。光宗は、AKB48時代に経験した総選挙を振り返り「客観的に自分の評価を見ることができるので、選挙でしか学べないものもある。競争心はあったけどみんな良い子。(今週末に控えた選抜総選挙も)やっぱり同期は応援している」とエールを送った。
「セブン」のデビッド・フィンチャー監督とオスカー俳優ケビン・スペイシーが再タッグを組んだ骨太社会派ドラマ。突然の裏切りによって国務長官の座を奪われたフランク(スペイシー)が、大統領を失墜させるべく復しゅうの鬼と化していく姿を描き、第65回エミー賞で9部門にノミネートするなど、ネットドラマ史上初の快挙で全米の注目を集めている。
杉村は、「今までに見た政治を描いた海外ドラマの中でも1番面白い! めちゃくちゃリアル。裏切りは政治の世界では挨拶。永田町に行けばフランクみたいな人にすぐ会える。悪夢だったよ!」と自身のキャリアに重ね合わせ共感しきり。現在はタレント活動で多忙を極めるが、「今はノーストレスだけど、あのコテコテドロドロした政治の世界に心から戻りたい! あの刺激!」と政治の道もあきめてはいなかった。
さらに杉村が、「選挙で思ったより票が出なかった時、相当こたえるよね」とぼやくと、光宗も「こたえますよ」としみじみ同意。5月25日に岩手で行われたAKB48の握手会で、メンバーの川栄李奈と入山杏奈が暴漢に切りつけられる事件が起きたが、光宗も「心配。選挙に関わらずファンと握手することは大きい。握手は気持ちを込めると伝わるもの」と案じた。
最後に2人は、選挙カーに見立てた「ハウス・オブ・カード号」に乗り込んで“宣伝”演説。杉村は、「出会った人全てに勧めます! 人生をかけます! 政治家は公約を守ることが最大の使命!」と議員時代を想起させるような熱の込もった演説でPRに務めた。
「ハウス・オブ・カード 野望の階段」ブルーレイ&DVDは、本日より発売開始。
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