杉村太蔵「果てしない上から目線」の蓮舫が大嫌い
2012年3月22日 20:20
[映画.com ニュース] 元衆議院議員でタレントの杉村太蔵が3月22日、ジョージ・クルーニーが監督、製作した映画「スーパー・チューズデー 正義を売った日」の“PRプレジデント”に就任し、都内の劇場で現役大学生50人を前に所信表明演説を行った。
本作は、アメリカ大統領予備選挙を舞台に、選挙戦の裏側をスキャンダラスに描いた政治サスペンス。政治の闇に翻弄される若き政治活動家の主人公にちなみ、杉村は日本版「正義を売った男?!」というふれこみで登場した。演説では「もし自分が大統領になったら、地球全員の人に選挙権を与える。アメリカの政策は全地球に影響を与えるのに、一国で決めるなんておかしい。何が民主主義だ」と杉村節をさく裂。さらに、「学生の授業料を無料にする。その代わりに、被災地のがれき処理をしてください」とマニフェスト宣言した。
映画の中で起こった事件については、「日本の選挙戦でも実際にあります」と解説。「自分の所属事務所でも、インターンと称して敵対陣営のスパイが入ってきたことがある」と国会議員だった当時を振り返った。学生からの「日本でネガティブキャンペーンをするとしたら誰ですか?」という質問には、「蓮舫さんかな。あの“果てしない上から目線”が個人的に大嫌い」と洩らした後、「蓮舫さん、ごめんなさい」と謝罪した。
そして「オバマ政権を生んだのは、あなたたちのような若い世代」と言い、政治における若い世代の重要性を訴えた。「どうして日本には、バカな政治家しかいないのか? そう思った優秀なあなたはぜひ立候補してほしい」と熱弁をふるい、「やるしかないんだ!」と壇上から学生にエールを送った。演説後は信任投票が行われ、約7割ほどの学生が、杉村大統領候補の支持を表明する「YES」カードを掲げた。
「スーパー・チューズデー 正義を売った日」は、3月31日から全国で公開。