三宅裕司率いる「熱海五郎一座」が新橋演舞場に初進出!沢口靖子が天然スパイに
2014年6月4日 18:45

[映画.com ニュース] 三宅裕司率いる劇団「熱海五郎一座」の東京・新橋演舞場進出記念公演「天然女房のスパイ大作戦」の公開リハーサルが6月4日、同所で行われ、出演・構成・演出を務める座長・三宅をはじめ、渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太、お笑いコンビ「Take2」の東貴博と深沢邦之、ゲスト出演の沢口靖子と朝海ひかるが取材に応じた。
老若男女誰でも楽しめる“軽演劇”を目指し、2004年に伊東四朗が旗揚げした「伊東四朗一座」を継承する「熱海五郎一座」の新作で、公演1カ月で劇団史上最高となる5万人を動員する予定。下着会社に勤める夫(三宅)の浮気の証拠を掴んだ天然の主婦(沢口)が、必死に浮気調査を繰り広げる喜劇。
三宅は、「一座10年目にして初の新橋演舞場。10年のチームワークで毎日が楽しい公演になると思う。約2時間半、最初から最後まで笑いっぱなし」と自信の仕上がり。一座初参戦の沢口は、「慌て者で、心配性で、とんでもない行動を起こすチャーミングな奥様役。三宅さんの演出は包容力があるので、伸び伸びとやらせていただいている」とすっかり意気投合。元宝塚歌劇団の朝海も、「笑いと歌と踊りが融合したコメディ・ミュージカル。梅雨のうっとうしい時期を笑い飛ばして楽しい時間を過ごしてほしい」と語った。
未婚の落語家・春風亭は、「今までのゲストは既婚者が多かったけど、今回は美しい独身女性。1カ月あるので、また別の集まる機会(結婚会見)を設けられるよう、期待して頑張る!」と不純な動機で意気込んだ。久々にツーショット姿を見せた東と深沢は、ダブルキャストのため共演はかなわないものの、即座にコントを披露するなどコンビの健在ぶりをアピールし、笑いを誘っていた。
公開リハーサルでは、三宅と沢口演じるデコボコ夫婦のかけ合い、下着会社の新商品開発プレゼンに乱入した朝海演じるスターのリサイタルなど、笑いとアドリブにあふれたシーンの数々がお披露目された。「天然女房のスパイ大作戦」は、新橋演舞場で6月5~29日に上演される(全37公演)。
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