「マネキン」マイケル・ゴットリーブ監督、オートバイで事故死
2014年5月28日 12:35

[映画.com ニュース] ラブコメディ映画「マネキン」でメガホンをとったマイケル・ゴットリーブ監督が5月23日(現地時間)、オートバイによる事故で死去していたことが分かった。享年69歳だった。
米ロサンゼルス郊外のハイウェイをドゥカティで走行中だったゴットリーブ監督は、前を走る車を追い越そうとして対向車線に出たところ、同じ方向にハンドルをきった前方の車と衝突。ヘルメットを着用していたが、頭部に激しい損傷と首に骨折を負い、事故の発生から45分後に救急隊員によって死亡が確認されたという。
ファッション関係のフォトグラファーとして頭角を現したゴットリーブ監督は、その後CMディレクターに転向し、世界最高峰の広告コンクールであるクリオ賞を受賞。脚本も執筆した初の映画監督作「マネキン」(1987)は主題歌「愛はとまらない」もヒットし、91年に同作を原案とした「マネキン2」が製作された。その他の監督作に「オージー・サンバ 死ぬほど愛して!!」(90)、ハルク・ホーガン主演の「Mr.ベビーシッター」(93)、「タイムマスター 時空(とき)をかける少年」(95)があるが、いずれも日本では劇場未公開となっている。
その後、ゴットリーブ監督は映画界を離れ、95~06年にかけて対戦型格闘ゲーム「モータルコンバット」シリーズなどゲームソフトのプロデュースを手がけた。近年は、カリフォルニア州パサデナにある美術学校アートセンター・カレッジ・オブ・デザインの映画学科で教鞭をとっていた。
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