アンドリュー・ガーフィールドが女装！アーケイド・ファイア新作MVで妖艶ダンス

写真提供：アマナイメージズ

［映画.com ニュース］　人気英俳優アンドリュー・ガーフィールドが、カナダ･モントリオールを拠点とするロックバンド「アーケイド・ファイア」の新作ミュージックビデオに主演し、ブロンドのウィッグをかぶった女装姿で妖艶なダンスを披露した。

ガーフィールドは主演映画「アメイジング・スパイダーマン2」（現在公開中）のプロモーションの途中で丸刈りになり話題を呼んでいたが、その理由が判明。このほどリリースされた「We Exist ウィー・イグジスト」のMVの冒頭には、ガーフィールドがバリカンで髪を剃り落とすシーンが収められている。

ビデオでは、ガーフィールド演じるトランスジェンダーのキャラクターが戸惑いながら女装してバーへ出向き、そこで男性客たちに絡まれて突き倒されてしまうが、一転して解き放たれたように力強く妖艶なダンスを披露する。最後に、バーのドアが開くと同バンドのコンサート会場に通じており、白いワンピースを着たガーフィールドがステージに上がるというストーリーになっている。動画は現在、YouTubeで公開中だ（https://www.youtube.com/watch?v=hRXc_-c_9Xc）。

同曲は、昨年10月にリリースされ、全米アルバム･チャート初登場1位を獲得したアルバム「リフレクター」の収録曲。同性結婚賛成派であるフロントマンのウィン・バトラーは、ゲイであることを父親に打ち明けようとしている息子の歌だと語っている。

このMVで新たな魅力を発揮したガーフィールドは、マイケル・シャノンと共演した映画「99 Homes（原題）」の撮影を終えたばかりで、次はマーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の小説「沈黙」を映画化する「Silence（原題）」が控えている。アーケイド・ファイアが音楽を担当した、スパイク・ジョーンズ監督作「her 世界でひとつの彼女」は6月28日に公開。