プッシー・ライオット「スプリング・ブレイカーズ」続編の出演説を否定
2014年5月25日 18:05

[映画.com ニュース] 過激なゲリラパフォーマンスで知られるロシアの女性パンクロック集団「プッシー・ライオット」が、2013年のカルトヒット作「スプリング・ブレイカーズ」の続編「Spring Breakers: The Second Coming(原題)」の出演交渉を行うと報じられたが、本人たちがこれを否定した。
ことの発端は、前作でもプロデュースを担当したクリス・ハンレイのコメントをもとにした米バラエティの記事。同グループのメンバー、マリア・アリョーヒナとナジェージダ・トロコンニコワが、現在フランスで開催中のカンヌ映画祭を訪れ、続編のメガホンをとるヨナス・アカーランド監督やプロデューサーのクリス&ロベルタ・ハンレイ、ジョーダン・ガートナーに会うという内容だった。
これに対し、同グループの広報を担当する会社がふたりの代理として「このニュースは、ばかげています。私たちは、『スプリング・ブレイカーズ』のプロデューサーたちと話し合いをしておらず、そのような予定もありません」と声明を出した。
また、同グループの公式ツイッターにも「私たちが『スプリング・ブレイカーズ』と交渉中とかいうクレイジーなことを聞いて超驚いている。まるで誰かのくだらないジョークみたい」というコメントに続き、「それに、春休み(スプリング・ブレイク)なんかロシアにはないし――私たちがこの国でとっているのは次の刑期までのブレイクよ」と投稿されている。
この続編については、前作に出演した俳優のジェームズ・フランコがInstagramで声明を発表し、前作の脚本家で監督のハーモニー・コリンや自分の承認を得ずに製作されると怒りをあらわにしている。また、クリス&ロベルタ・ハンレイの製作・配給会社ミューズ・プロダクションは資産隠しについて訴訟を起こされており、本作の製作にも影響があるとみられている。
色とりどりの衣装と目だし帽がトレードマークのプッシー・ライオットは、今年2月のソチ冬季オリンピックでプーチン大統領を批判するパフォーマンスを行い、治安部隊にムチで叩かれるなど暴行を受けたうえ逮捕・拘束されている。アリョーヒナとトロコンニコワは、12年にロシア正教会の聖堂で大統領を批判する楽曲を歌ったとして、フーリガン(暴徒行為)罪で禁固2年の実刑判決が下され服役していたが、13年12月に恩赦で釈放された。
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