「レイジング・ブル」再び!?「ラスト・ベガス」デ・ニーロ強烈パンチ映像を入手
2014年5月15日 19:25

[映画.com ニュース] マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケビン・クラインという、アカデミー賞受賞歴を持つ4人の名優が初共演したハートフルコメディ「ラスト・ベガス」の特別映像がこのほど公開され、デ・ニーロが、かつての「レイジング・ブル」をほうふつとさせるハードパンチを披露している。
同作は、58年来の友情で結ばれた4人のオヤジたちが、唯一独身を貫いてきた仲間のビリー(ダグラス)が若い恋人と婚約したことをきっかけに、ラスベガスで久しぶりに再会。独身最後のバカ騒ぎを繰り広げるなかで、人生の素晴らしさと友情の尊さに改めて気づいていく姿が描かれる。妻を亡くした悲しみとビリーとの因縁を抱えるパディをデ・ニーロ、息子夫婦の過剰な介護に嫌気がさしているアーチーをフリーマン、愛妻との隠居生活に退屈しているサムをクラインが演じる。
公開された映像は、若者たちであふれるクラブを訪れた4人が、トラブルメーカーの若者ディーンとひと悶着あるシーン。美女に絡むディーンに対して、アーチーとビリーが注意するが、ディーンは途中で割ってきたサム突き飛ばし、さらにはビリーに殴りかかろうとする。すると、見事なパンチがディーンの顔面にヒット。そのパンチの主はパディだったという、仲間の絆が感じられる内容だ。
ディーンを演じたジェリー・フェレーラは、「デ・ニーロがやってきて突然、俺に一撃を食らわすんだ。すごかったよ」と感想を披露。「キャリアの中で本当に大事な思い出になった。デ・ニーロに殴られれば俺はそれで満足だったよ。自伝に書き残せるからね」とコメントを寄せている。
監督は、「クール・ランニング」や「ナショナル・トレジャー」シリーズのメガホンをとったジョン・タートルトーブ。カジノでのギャンブル、ビキニコンテストでの審査員役など、ハメを外すオヤジたちの姿で笑わせながら、四者四様の人間模様も描き出す。クラブシンガー役で、オスカー女優のメアリー・スティーンバージェンも出演。
「ラスト・ベガス」は、5月24日から全国公開。
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