ティム・バートン監督最新作「ビッグ・アイズ」、クリスマスに全米公開
2014年5月9日 21:30
[映画.com ニュース] ティム・バートン監督の最新作で、エイミー・アダムスを主演に迎えて1927年生まれの米女性画家マーガレット・キーンを描く伝記映画「ビッグ・アイズ(原題)」の全米公開日が、12月25日に決定した。製作・配給の米ワインスタイン・カンパニーから発表された。
「ビッグ・アイズ(原題)」は、大きくデフォルメされた瞳を特徴とする少年少女の絵画で、1960年代のアート界に“ビッグ・アイ”ブームを巻き起こしたマーガレットとその2番目の夫ウォルターを描く。実際に描いていたのはマーガレットであったにもかかわらず、商才のあるウォルターはその絵を自分名義で販売し、名声を手に入れていた。その後、離婚の際どちらが作品の生みの親かをめぐり裁判所で描き比べ、敗北したウォルターは多額の金銭を支払ったと言われている。
マーガレット役のアダムスほか、ウォルター役のクリストフ・ワルツ、ダニー・ヒューストン、テレンス・スタンプ、クリステン・リッター、ジェイソン・シュワルツマンらが共演する。
なお、同作と同じ12月25日には、バートン監督の盟友ジョニー・デップも出演するロブ・マーシャル監督のミュージカル映画「イントゥ・ザ・ウッズ(原題)」、アンジェリーナ・ジョリーの監督第2作「Unbroken(原題)」、「オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式」の続編などの公開が予定されている。