元代表の前園氏&本並氏、逆境に立ち向かう世界最弱チームの奮闘に刺激
2014年5月8日 12:22

[映画.com ニュース] 世界最弱と言われたサッカー代表チームを追ったドキュメンタリー「ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」の公開を記念したトークイベントが5月5日、大阪市北区の商業施設グランフロント大阪で行われ、元サッカー日本代表の前園真聖氏と本並健治氏が出席。2人は、世界や日本のサッカー事情、6月に開幕するワールドカップブラジル大会の展望、そして映画について語った。
映画は、かつて10年以上にわたりFIFAランク最下位に位置付けられていた米サモア領の代表チームが、新たに就任した熱血オランダ人監督とともに、14年ブラジルW杯に向けた予選で悲願の初勝利を目指す姿を描いている。
前園氏は、映画について「実話ということで面白かったです。映画では、国も環境も違う監督が指導することになるんですが、逆境に立たされたときに立ち向かっていく姿はとても勉強になりました。しかし2桁差で負けるのは、なかなかない!」とコメント。現役時代はゴールキーパーとして活躍した本並氏も、「これはキーパーかわいそうですね! 2桁はキツイです! 逆転できるのは2点差までかな……3点は難しい」と、タイトルにもなっている「0対31」という国際Aマッチ史上最大の得点差での大敗記録について、実感のこもった感想を述べた。
また、現在は女子サッカーチーム「スペランツァFC大阪高槻」で監督も務めている本並氏は、「監督も選手によって、ほめたりけなしたり、指導法を変えて成長させることが多いです。マネジメント力が勉強になります」と本作に登場するトーマス・ロンゲン監督の指導法に刺激を受けた様子だった。
そして、話題は6月に開幕するブラジルW杯についてもおよんだ。注目の選手を問われた前園氏は、「本田圭佑と香川真司です。この2人は日本代表の中では特別な選手なので。岡崎慎司が一番調子いいと思いますが、彼ら2人の距離感などホットラインが攻撃のリズムになるので、コンディションよくのぞめば十分攻撃は勝ると期待したいです」、本並氏は「キーパーの川島永嗣には期待ですね。闘志が前向きで、非常にポジショニングがいいです。海外でプレイしていることもあり、海外の選手の特徴を体感し慣れていると思います」と、それぞれの視点で注目選手について語った。
「ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」は5月17日から全国公開。
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