藤田紀子・花田虎上母子が「私の、息子」をネタにガチンコトークを展開
2014年5月6日 15:55
テレビ番組では何度か共演しているものの、2人だけでの公開トークショーは初めてで、藤田は「呼んでいただけたのはうれしいけれど、“私の息子”が何を言うか不安で」とけん制。花田も、「そういう仕事なんだから、ネタをたくさん持っていないとね」と応戦する出だしとなった。
花田は17歳で角界入りしたため、おかみさんだった藤田は多くの弟子と同じように接しなければならず、「ひいきしていると見られてはいけない苦しみはあったけれど、常に家庭にいてあげられればという思いはあった。私が一番いけないんだと反省しています。でも、(次男の貴乃花親方も合わせ)2人とも最高位(横綱)までいってくれたからと、ポジティブに考えています」と殊勝なコメント。花田も、「入門の時は地獄に突き落とされる状態だったけれど、今思えば崖から突き落としてくれて良かった。僕が今、子どもにしようと思ってもできない」と感謝の言葉を送った。
花田は、母の日には毎年プレゼントを贈っているそうだが、「4、5年前までは花だったけれど、最近は欲しい物を聞きに行っている。今年は空気清浄器と言われた。花も肌もメンテナンスが大変なので」とちゃかし気味に告白。さらに、「僕より若い人(ピースの綾部祐二)と噂になったり、なんて破天荒な母親だと思う。年を重ねて先が短いので、残り少ない人生を楽しんでほしい」と皮肉交じりのメッセージと花束を手渡した。
フォトセッションでも花田は、藤田の肩を抱いてほしいというリクエストに応じたものの照れまくりで「小学校低学年以来。嫌ですね。気持ち悪い。なんか介護をしているみたい」と遠慮がない。それでも、「やりたいことをやってストレスをためないことがいい。誰と噂になってもいいし、今は高齢化社会だけれど、見ている人に希望を与えるような存在になってほしい」と気遣いも見せた。
息子のトークに押され気味だった藤田も、日々トレーニングを欠かしていないことを明かし「息子の世話にならないためです。私を年寄り扱いしたくてしようがないんですよ」と主張。一方で、「母親にとっては、息子は幾つになっても心配なもの。愛情を注ぎすぎてしまうのが普通の母親。今日は気を使わなくていい相手だから良かった」と悠然と受け止めていた。
「私の、息子」は、人身事故を起こした一人息子を守るために奔走する母親の壮絶な生きざまを描き、ベルリン国際映画祭で金熊賞(最高賞)を受賞した感動作。藤田は、「とても重い映画ですけれど、皆さんの生活につながるヒントがある。子どもに対して、これでいいの?という反省もあるだろうし、いろいろと考えてほしい」と訴えていた。6月21日から全国で順次公開される。
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