「テルマエ・ロマエII」が群馬・草津で凱旋上映! 阿部寛の肉体美に地元女将もうっとり
2014年4月21日 18:00
[映画.com ニュース] 大ヒットを記録した阿部寛主演のコメディ映画続編「テルマエ・ロマエII」の“草津温泉プレミア”が4月21日、群馬・草津のホテル一井・湯雲の間で行われ、阿部とヒロイン役の上戸彩が約200人の草津町民を前に舞台挨拶に立った。
ヤマザキマリの人気コミックを実写化し、大ヒットを記録したコメディ映画「テルマエ・ロマエ」(2012)の続編。斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで一躍人気者となった古代ローマの浴場設計士ルシウス(阿部)が、コロッセオにグラディエーターたちをいやすための浴場建設を命じられ、新たなアイデアを得るため再び日本へとタイムスリップ。風呂専門誌ライター・真実(上戸)との再会もつかの間、平和推進派の皇帝と好戦派の元老院の対立に巻き込まれていく。阿部と上戸を筆頭に、北村一輝、宍戸開、市村正親ら古代ローマ人を演じる“濃い顔”の俳優たちも再結集した。
阿部は、「このような場所で試写をやるのは初めて。まさにこの場で撮影し、現場を見て下った方々にでき上がったものを発表できるのはうれしい。僕の裸もしっかり見られたかと思う(笑)。皆さん、幸せそうな顔をしているのでよかった」と客席の反応にひと安心。上戸も、「1年前に撮影したけれど、公開までもう1週間でワクワクした気持ちでいっぱい。お世話になった草津で1番に見てもらえるのはうれしい」と挨拶した。
草津温泉は、海外からも年間4万人の観光客が訪れるという国内有数の人気観光スポットだが、阿部も「(撮影で)初めて来たけれど、湯畑の美しさは世界に誇れるものじゃないかと思った。きっとルシウスが来たら目が点になる。海外の方にももっと温泉を楽しんでもらいたいし、日本のお風呂文化を世界に広げていきたい」とアピール。上戸も、「映画やドラマの撮影はすごくハードで眠る時間さえ限られているもの。でも今回は、風の音やお湯の音、鳥の鳴き声などを聞きながらご褒美のような撮影だった」と温泉を堪能した。
草津温泉の女将の会「湯の華会」の面々も駆けつけ、「阿部さんの素晴らしい肉体にびっくり!」と阿部の鍛え上げられた肉体美にうっとりしながら、「1より2の方が面白かった!」と大満足。草津温泉観光協会会長の山田寅幸氏も、「お2人には是非とも草津とローマをつなぐ、日本の温泉と世界をつなぐ親善大使になっていただければ」と大きな期待を寄せていた。
「テルマエ・ロマエII」は4月26日から全国で公開。
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