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妻夫木聡主演「バンクーバーの朝日」場面写真公開 オープンセットの街並みも公開

2014年4月8日 09:20

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戦前カナダの街並みを再現したセットで 撮影が進められている「バンクーバーの朝日」
戦前カナダの街並みを再現したセットで 撮影が進められている「バンクーバーの朝日」

[映画.com ニュース] 戦前のカナダで活躍し、2003年にカナダ野球殿堂入りを果たした日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日軍」を、「舟を編む」の石井裕也監督が妻夫木聡を主演に迎えて描く「バンクーバーの朝日」の場面写真が、初公開された。

戦前のカナダ・バンクーバーで、差別や貧困の中にあってもフェアプレーの精神でひたむきに戦い抜き、日系移民に勇気や誇り、希望を与え、白人社会からも賞賛と人気を勝ち得た野球チーム「バンクーバー朝日」の実際の記録をもとに、戦前の日系移民たちのドラマを描く同作。撮影では、試合が行われた野球場や、彼らが住んでいた日本人街、白人街の町並みを再現するため、栃木県足利市の広大な敷地に両翼75メートルの球場と45棟の建物が連なる巨大なオープンセットを建造。2月18日にクランクインし、4月末のクランクアップを目指して撮影が進められている。公開された場面写真は、劇中衣装に身を包み、オープンセットの街並みを闊歩する妻夫木や共演の勝地涼上地雄輔池松壮亮の姿をとらえたものだ。

製鉄所で肉体労働に従事し、チームではショートを守るレジー笠原に扮する妻夫木は、「生きるために何かをすることが必要だった時代。その日一日を生きるのに必死だった人達の姿を、野球を通じて描いていければいいなと思っています」と撮影に臨んでいる現在の心境をコメント。エースピッチャーのロイ永西役を演じる亀梨和也は、「何日も続けて野球の撮影をしていると、この街が本当に存在していて、グラウンドから出たらそれぞれの家に本当に帰るんじゃないかなあと思えるぐらい入り込みやすい環境の中で演じさせてもらっています」と壮大なオープンセットが演技にもたらす効果を語っている。

さらに、セカンドを守るケイ北本役の勝地は「合宿したり、朝、撮影する前にみんなでキャッチボールしたり走ったりを重ねていくうちに、一緒にいるのが当たり前になっていて、とても良い感じです」、キャッチャーのトム三宅に扮する上地も「年齢もバラバラで最初はぎこちなかったですが、野球って距離感を縮められるスポーツなので、何回も練習したり、キャッチボールしたり、会話したりしていくうちにどんどん距離も縮まっていいチームになってきています」とコメントを寄せ、それぞれが役柄さながらに野球を通じて心を通わせている現場の雰囲気を伝えている。

そして、「ぼくたちの家族」に続き、妻夫木とともに2作連続で石井監督作品に参加となった池松(サード、フランク野島役)は、「石井監督は誰よりも信じられる人。日本人の守るべきものや美意識などを、石井節炸裂の石井さんらしい映画にするんじゃないかと思ってまいす」と話し、石井監督に全幅の信頼を寄せている。12月全国公開。

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