「ウルフ・オブ・ウォールストリート」効果で金融ドラマブーム到来
2014年4月2日 08:30
[映画.com ニュース] 「ウルフ・オブ・ウォールストリート」の大ヒットにより、アメリカで複数の金融ドラマの制作準備が進められていると、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
実在の株式ブローカーの人生を描いた「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は、世界興行収入3億7500万ドル(約387億円)の大ヒット。このヒットに刺激を受けたのか、アメリカの各テレビ制作会社は現在、金融ドラマの準備を進めているという。
米有料チャンネル「SHOWTIME」は、ヘッジファンドを舞台にしたドラマ「BIllions」の制作にゴーサイン。米主要ネットワークのひとつであるCBSは、イラク戦争の帰還兵からヘッジファンドのトレーダーになった男を描くスリラーを準備中だ。
また、FOXテレビジョンはベストセラーになったノンフィクション本「Young Money」、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンもベストセラーの金融ノンフィクション「The Buy Side」のドラマ化を準備している。さらに、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」でレオナルド・ディカプリオが演じた元株式トレーダーのジョーダン・ベルフォート氏も、リアリティ番組を企画中だという。