ハリウッドへの挑戦状! ロシアが国を挙げて25年ぶりに製作するパニック大作予告
2014年3月31日 11:00
[映画.com ニュース] 近年「ナイト・ウォッチ」「オーガストウォーズ」などの娯楽大作で注目を集めるロシアの映画技術の集大成として、25年ぶりに製作したパニック映画「メトロ42」の予告編が公開された。
映画は複雑な地下鉄網が張りめぐらされ、さらにその下に冷戦時に掘られた7000近くの核シェルター用の地下壕で網の目のように覆われているという、モスクワの地下鉄が舞台。実際に地下壕は軍事機密として所在地などの詳細が明かされておらず、また現在モスクワでは道路工事ラッシュのため、ハリウッド作品にはないリアルな緊迫感が物語全編に漂う。
長年ドキュメンタリー分野で活躍してきたアントン・メゲルディチェフ監督がメガホンをとり、撮影には117メートルの長さに及ぶリアルサイズの地下鉄トンネルを建設し、そこに実際の車両4両を持ち込み破壊。地下壕の巨大セットでは、ロシア映画史上最大量の合計2000トンの水を注入しての浸水シーンを撮り上げた。また、パニックシーンのリアルさやスケール感だけでなく、複数の登場人物のドラマが織りなす群像劇を軸としており、観客は登場人物の心情に寄り添いながら息の詰まるようなパニック経験に引き込まれていく。
予告編では、登場人物たちの生活背景と、道路工事の振動の影響により地下水が漏れ始めているモスクワの地下を映した後、地下鉄・42号車運転手が前方から大量の水が押し寄せてくるのに気付き、急ブレーキを掛けるシーンに転換。車両が一気に濁流に飲まれ、阿鼻叫喚の様相を見せる車内の様子を大迫力で映し出し、今後の更なる展開を期待させるスリリングな仕上がりだ。
「メトロ42」は5月17日からシネマカリテで公開。
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