英新鋭キット・ハリントンが挑んだ歴史アクション「ポンペイ」予告編が公開
2014年3月28日 15:00
[映画.com ニュース] 英国の新鋭キット・ハリントンを主演に迎え、ポール・W・S・アンダーソン監督が最先端VFXを駆使して描く3D歴史アクション「ポンペイ」の予告編が、このほど完成した。この予告編とともに、ベスビオ火山とポンペイの街を背景に身を寄せ合う主人公たちが描かれたポスタービジュアルがお披露目された。
「バイオハザード」シリーズや「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」のアンダーソン監督が、西暦79年のポンペイを舞台に、有史以来最大の自然の猛威と、翻ろうされながらも真実の愛に命をかける若い男女の姿を描き出す。主人公マイロを演じるハリントンは、人気ファンタジードラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で脚光を浴びた若手俳優。先日、ファッションブランド、ジミー・チュウ初のメンズフレグランス「ジミー チュウ マン」の広告塔にも起用された逸材だ。ヒロインのカッシアを「エンジェルウォーズ」のエミリー・ブラウニングが演じている。
予告編に収められたマイロ(ハリントン)が闘技場で剣をふるうアクションシーンは、アンダーソン監督らしい躍動感ある仕上がり。ハリントンの鍛え抜かれた肉体も本作の見どころとなっている。火山の噴火によって美しい街が崩れゆく様子が大迫力で映し出され、スペクタクルな本編を予感させる映像だ。
ローマ人に家族を虐殺されたケルト人騎馬族の生き残りマイロ(ハリントン)は、ポンペイで奴隷となり無敵のグラディエーター(剣闘士)に成長していた。ある日、マイロが有力者の娘カッシア(ブラウニング)の馬を助けたことから、ふたりは身分を越えた激しい恋に落ちる。その頃カッシアは、ローマからやってきた上院議員コルヴス(キーファー・サザーランド)にポンペイの平和と引き換えに結婚を迫られていたが、コルヴスこそマイロの目の前で彼の家族を殺した男だった。8月24日、ベスビオ火山が噴火。ポンペイの街が噴煙に覆われる中、マイロはカッシアのもとへ駆けつける。
「ポンペイ」は、6月7日から東京・TOHOシネマズ日劇ほか全国で公開。