伊藤英明、共演者の染谷将太に「やきもち焼くわ」とオネエキャラ?
2014年3月25日 21:00

[映画.com ニュース] 直木賞作家・三浦しをん氏の小説を映画化した「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」の完成披露試写会が3月25日、都内で行われ、主演の染谷将太をはじめ、長澤まさみ、伊藤英明、子役の升水柚希くん、矢口史靖監督が登壇。伊藤は、染谷らから1カ月ほど遅れて現場入りしたといい、「露天風呂で将太を見かけたら、(先に現場入りしていた)マキタスポーツさんと仲良くなっていて、なぜか『やきもち焼くわ』とオネエ口調で悔しがってしまった」と話していた。
将来の展望を持たずに高校を卒業したばかりの主人公・平野勇気(染谷)が、ひょんなことから生まれ育った都会から遠く離れ、携帯のつながらない山奥の村で林業に従事する姿を描く。
染谷が伊藤と共演するのは「悪の教典」以来で、「殺し合う役柄だったので、当時はほとんどひと言も交わさなかった。今回が初めましてくらいの感覚で」(染谷)。また、長澤は映画デビュー作「クロスファイア」(2000)で、伊藤と共演しており「あの頃は12歳くらいだった? 今回久しぶりに会ったら、現場で藤岡弘、のモノマネやっていたよね」(伊藤)、「フリですか? やりませんよ」(長澤)、「じゃあ、公開初日にとっておこう」(伊藤)と笑いを誘っていた。
染谷、長澤、伊藤はともに矢口監督と初タッグを組み「とにかく妥協しない。危険な作業も、ほとんどスタントを使わなかった」(染谷)、「ひとつひとつの演出が重なるうち、矢口監督の世界の住人になれた」(長澤)、「一見地味な題材をエンタテインメントにする」(伊藤)。一方、初の原作ものに挑戦した矢口監督は「過激でワイルド。木がいっぱい、緑がいっぱいの瑞々しい映画になった」とアピールした。
「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」は5月10日から全国で公開。
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