橋本愛、「あまちゃん」の北三陸に続き「大人ドロップ」でミス伊豆急に就任!
2014年3月24日 06:30
樋口直哉の同名小説を映画化。高校3年生の夏、大事なことを言えずに遠くに行ってしまった意中の相手に再び会うために親友と共に片道200キロの旅に出た少年の甘酸っぱい青春を描き出す。伊豆急行と伊豆の自治体の全面バックアップの下、オール伊豆ロケを敢行。池松と橋本に加え、共演の小林涼子、前野朋哉、飯塚健監督も共に凱旋を果たした。
池松、橋本らは制服姿で登場し、まずは伊豆高原駅にて任命式に臨んだ。池松は「1日駅長」、橋本と小林が「1日ミス伊豆急」、前野は「1日助役」にそれぞれ任命された。特に「あまちゃん」の劇中で北三陸鉄道のアイドルを演じた橋本が今度は実際にミス伊豆急に就任ということで、会場に足を運んだ人々からは大きな拍手と歓声が上がっていた
池松は撮影を振り返り「環境に恵まれていたし、伊豆の景色にも助けられました」と述懐。橋本も「久しぶりの地方ロケだったんですが、外の空気を吸ってのお仕事の喜びを感じながら臨んでいました」と笑顔で語る。特に印象的なシーンとして海辺のホテルのシーンを挙げ「海がキレイで部屋からもずっと眺めていて『住みたいな』と思ったくらいです」とも。
小林は伊豆には家族とも旅行で訪れていたそうで「のびのびとできました。撮影中はどこかに行く余裕はなかったんですが、帰りに海鮮丼を興奮して食べました! つい最近も家族でイチゴ狩りに来て、気分が悪くなるくらいたくさん食べました(笑)」と語るなど、伊豆の“食”にすっかり魅せられたよう。
池松と前野は撮影期間中の日々を、相部屋で過ごしていたそうで、部屋にオオゲジ(ムカデ)が出たことや2人でホタルを見に行ったり、地元の回転寿司を食べに行った思い出などを楽しそうに明かした。
この日は映画の記念列車が伊豆高原駅から伊豆急下田まで運行したが、池松と橋本は発車前の車内アナウンスを担当し、前野と小林は各車両を回り、記念切符の検札を行なった。天気にも恵まれ、約40分の運行中、池松、橋本らは車窓の景色を眺めつつ、沿線沿いの各所での撮影の思い出などを語り合い、さらに列車到着後は改札で乗客を見送った。なお、車内に劇中の写真などが飾られたこの公開記念号は、今後も5月末まで運行予定。
「大人ドロップ」は4月4日より公開。