名バイプレイヤー上田耕一、「映画が終わってみたら主役になっていた」
2014年3月23日 08:45

[映画.com ニュース]「独立少年合唱団」「いつか読書する日」の緒方明監督がメガホンをとる「友だちと歩こう」の初日舞台挨拶が3月22日、東京・テアトル新宿で行われ、緒方監督をはじめ、上田耕一、斉藤陽一郎、松尾諭、山田キヌヲが登壇した。
映画は緒方監督と脚本・青木研次が9年ぶり3度目のタッグを組んだヒューマンドラマ。団地に暮らす独居老人の富男と国雄、大人になりきれない30代のトガシとモウリという2組4人の男たちが、一緒に歩きながら紡ぎ出す友情を4つのエピソードで描き出す。
タバコを買いに出かける、脚が不自由な富男を演じる上田は「生涯脇役を自負して仕事をしてきたが、映画が終わってみたら主役になっていた」と照れ笑い。「監督がなかなか映画を撮れず、『ならば自分たちで』と奮闘した自主製作映画。趣旨に賛同したキャスト、スタッフが集まった」と公開初日に感慨しきりだった。
トガシ役の斉藤は「決して超大作ではありませんが、見終わって何かが残るかわいらしい映画。帰り道、映画のことを考えながら“歩く”ことを意識してもらえれば」。共演するモウリ役の松尾は、「予算のない映画なんですが(笑い)、こんなに贅沢な現場は他にない。丁寧に作品づくりする現場で、出来上がったのを見て、幸せでした」と達成感を示した。
また、山田はモウリの元妻・サツキを演じ、「緒方監督とは2作目で、また怒られるかとドキドキしたんですが、すごく和やかで、監督もニコニコ。こんな一面もあるんだと、ビックリしました」と話していた。
緒方監督は「少ない資金で完成させた作品。特筆すべきは低予算でも、(劇場用)パンフレットを頑張って作ったこと。映画は何本か撮っていますが、パンフレットは初めてです」と誇らしげだった。
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