世界最弱サッカー代表チームのドキュメンタリーに、FIFAから応援コメント到着
2014年3月20日 09:30

[映画.com ニュース] 世界最弱とされたアメリカ国領サモアのサッカー代表チームが、ワールドカップ・ブラジル大会予選で初勝利を目指す姿を追ったドキュメンタリー「ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」のポスタービジュアルが完成。あわせてFIFA(国際サッカー連盟)からオフィシャルコメントが寄せられた。
南太平洋に浮かぶ小さな島であるアメリカ国領サモアの代表チームは、2001年、FIFAワールドカップ予選でオーストラリア代表に0対31という国際Aマッチ史上最大の得点差で大敗。公式戦30戦では200ゴール以上の失点で全敗し、10年以上にわたりFIFAランキングで最下位に位置付けられていた。しかし、アマチュアの寄せ集めだった選手たちは、米国サッカー連盟から送り込まれてきたオランダ人監督の厳しい指導と熱意によって少しずつ成長。同時に、当初は島民の反感を買っていた監督も、チームの成長に刺激を受けていく。やがて14年ブラジルW杯の予選が始まり、09年サモア沖地震による津波で被災した故郷のためにも、チームは初勝利をかけて試合に挑んでいく。
完成したポスタービジュアルは、6月にひかえるW杯に向け、徐々に盛り上がっていく世の中の熱気と、その予選に挑んだ世界最弱の代表選手たちの奮闘を表現。「熱狂」「興奮」「仲間」「情熱」という、単純ながらもドラマには欠かせないキーワードを散りばめられている。
そんな同作に共感したFIFA(国際サッカー連盟)は、「我々は、この映画を応援しています。FIFAの使命は、サッカーの真の価値を守り、広くあらゆる場所で、皆のために試合開催することです。この映画は、はじめから終わりまで まさにその精神を形にした作品です」とオフィシャルコメントを発表。公式機関紙である「THE FIFA WEEKLY」(14年2月14日発行号)でも一足早く4ページにわたる紹介記事を掲載している。
4月にニューヨークで開かれるトライベッカ映画祭でワールドプレミア上映されることも決定。日本ではW杯開幕を約1カ月後にひかえた5月17日に公開される。
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