キムタク版「宮本武蔵」!諸先輩に敬意込め「180度」新しい
2014年3月12日 12:20

[映画.com ニュース]SMAPの木村拓哉が主演する、テレビ朝日開局55周年記念ドラマスペシャル「宮本武蔵」(3月15、16日ともに午後9時)の発表会見が3月10日、都内の同局で行われた。何度も映像化されてきた不朽のヒーローが圧倒的に新しく生まれ変わった。特にワイヤーアクションやCGなどを駆使した戦いのシーンは圧巻。木村は「今までの殺陣と180度違う」と自信をにじませた。
巌流島の戦いはもちろん、吉岡一門との死闘、槍の宝蔵院での壮絶な試合、一乗寺下り松の76人斬りなどで目にも新しいアクションを次々。76人斬りシーンだけで3日など、のべ約70日の撮影を走りきり、木村は「大きなケガがなくて本当に奇跡」と振り返った。剣を交えた吉岡清十郎役の松田翔太は「木村さんはすぐに殺陣を覚えて天才」と敬意を寄せた。
一方、剣豪の哀しみや弱さを掘り下げ、まったく新しい武蔵像に。木村はこれまで武蔵を演じてきた先輩たちへの敬意も忘れず。千年杉に武蔵が吊られる有名なシーンに触れ、「今の撮影技術では吊られる役者はフォローしてもらえるけれど、かつては大きな杉に本当にずっと吊るされていないといけなかったはず。諸先輩方は、どんなモチベーションで臨まれていたのか……」と気持ちを込めた。
木村にとって、2006年の映画「武士の一分」以来、8年ぶりの時代劇。佐々木小次郎役の沢村一樹が「存在自体が剣豪武蔵になっていた」とライバルを絶賛すれば、ヒロインお通役の真木よう子は「まさに武蔵さまだった」と目をハートに。香川照之にして「頭が下がる思い」と唸った。香川は武蔵の心の師・沢庵役。ほか、武蔵の幼なじみ・又八役にユースケ・サンタマリアら豪華キャスト。
またスタッフも敏腕ぞろい。衣装/キャラクターデザインは、映画「十三人の刺客」などの澤田石和寛氏。アクション監督は、映画「るろうに剣心」シリーズなどの谷垣健治氏。音楽は、ドラマ「半沢直樹」などの服部隆之氏。脚本は、ドラマ&映画「アンフェア」シリーズや映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」などの佐藤嗣麻子氏。そして監督は、新鋭・兼崎涼介氏。
テレビ史上かつてないエンタテインメント時代劇がいよいよ。放送を前に、真木が第37回日本アカデミー賞で主演女優賞と助演女優賞をダブル受賞し、弾みがついた。(映画.com×文化通信.com)
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