井口昇監督、雪道転倒での骨折は過去作品の呪い?
2014年3月1日 13:30

[映画.com ニュース] 井口昇監督の最新作「ライヴ」が2月28日、北海道・夕張で開催されている「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で上映され、先日の大雪で転倒し左腕を複雑骨折した井口監督がギプス姿で来場したほか、主演の山田裕貴、津田寛治らが劇中のランニング衣裳で舞台挨拶に立った。
山田悠介氏の同名小説を、山田をはじめ大野いと、森永悠希ら若手キャストを迎えて映画化。突如として謎のレース競技のテレビ中継が開始され、次々と起こる予測不能な事態に選手たちが脱落していく姿に視聴者は熱狂するが、選手たちにはデスレースに命を懸ける理由があった。
登壇陣は全員、黄色のランニングに短パン姿で登場。ギプスをはめた姿が痛々しい井口監督は、「氷で滑って折れて、中はすごいことになっています」と説明。「片腕マシンガール」など独特の身体表現が井口作品の肝とも言えるが、「そういう映画を撮り過ぎて、こんなことになったんだと反省しています」と苦笑い。ランニングからは腹部が盛大にはみ出ているが、「体が治そうとして肉をほしがって、太ってこんなになってしまいました」と語った。
主演の山田は登壇陣で唯一、ランニングの下にジャージを着込んで登場し、他のメンバーから突っ込まれていたが「僕も脱ぎたいのはやまやまなんですが、短パンに事務所NGが出ました」と弁明。本作が初の主演映画ということで「3年半ほどこの仕事をやらせていただいてきて、大きな分岐点となる作品になるのではと思っています。頼りない主演でしたが、キャスト、スタッフのみなさんに助けていただきました!」と感謝を口にした。
津田の来場は予定になかったが、舞台挨拶開始の直前に会場に到着。「着いたばかりですが、すぐ井口監督に『このユニフォームで』と渡されました(笑)。衣裳は用意していたんですが、かなぐり捨てました!」と明かす。映画は数日前に完成したそうで、井口監督をはじめ誰も本編を見ていないという。井口監督は、「こんな原作映画は見たことないと思います! 全然違います」と思わせぶりに予告していた。「ライヴ」は5月10日から公開。
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