池松壮亮、「愛の渦」の“R18+”な初日舞台挨拶で奔放な性欲明かす
2014年3月1日 17:25

[映画.com ニュース] 岸田國士戯曲賞を受賞した舞台を、作・演出の三浦大輔監督が自ら映画化した「愛の渦」が3月1日、東京・テアトル新宿で公開。三浦監督は、主演の池松壮亮、門脇麦ら出演者と3回の舞台挨拶に臨んだ。
ニート、フリーター、女子大生、保育士らが男女8人が、セックスをするためのパーティに集まり、それぞれの性、欲望をむき出しにしていく群像ドラマ。R18+(18歳未満観賞不可)指定だが、池松は「たくさん笑って、帰ってください」とはにかみながら語った。
三浦監督は、「見るのにためらいがあったり、勇気がいるかもしれませんが、エロでもグロでもないエンタテインメント。人間のスケベ心を直球勝負で描いたので、共感してもらえるはず」と自信の弁。オーディションで主演を勝ち取った門脇も、「三浦監督に初めてお会いした時に、この人好き、一緒に仕事がしたいと思った時点から私の『愛の渦』が始まっていた。私にとって大きな存在であり続けると思う」と心酔している様子だ。
だが新井浩文が、「(出演している)ファンタジーの『魔女の宅急便』には呼ばれず、『愛の渦』に呼ばれた。立ち見の方もいらっしゃいますが、座っている男性の方も“立ち見”になるかもしれません」と下ネタでPR。さらに、撮影が深夜に及び翌朝の開始も早かったため、柄本時生と撮影現場近くのラブホテルに泊まろうとしたが断られたエピソードを明かし、「ホモではないと説明したんだけれど、不思議なもんですよねえ」と話し笑いを誘った。
そして、「このパーティに参加するなら、(登場人物で)誰を選ぶ?」というお題に対する回答を全員が披露。池松は、「保育士(中村映里子)、OL(三津谷葉子)、常連(赤澤ムック)」と一気に3人を指名し、「映画を見れば分かるけれど、女子大生(門脇)とはやっちゃっているから、どうせお金(会費)を払うなら、全員とやっていこうと思って」とあっけらかんと大胆発言だ。
巨根でテクニシャンという設定のフリーターに扮した新井は女子大生を挙げ、「(設定上)一番性にどん欲なはずなので、お試ししたい」とニヤリ。そして三津谷から「どうせHなことをしに行くのなら、エンジョイしたいのでテクニシャンの方に」と“求愛”され、ほおを緩めた。
しかし、柄本がOLと書き「三津谷さん、リアルにタイプなので」とマジメにラブコール。これには新井が不機嫌になり、「マジで好きになってんじゃねえよ」と一喝すると、全員が大爆笑。三浦監督は、「これ、いい企画だなあ」と感心していた。
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