東出昌大に「悠太郎さん！」　ゆうばり映画祭参加で市民から歓声

1990年に始まった同映画祭は、一時は夕張市の財政破綻の余波を受け消滅の危機に直面しながら、市民の力で復活し、現在もボランティアを中心に運営されている。今年のテーマは“Fantastic People（ファンタスティック・ピープル）”。

新千歳空港からバスで到着したゲストを歓迎する、市民によるウェルカムセレモニーでは、多くの市民、ご当地キャラ“メロン熊”がお出迎え。現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」に出演する東出が現れると、沿道からは歓声と共に「悠太郎！」と役名で呼ぶ声も。東出は熱烈な歓迎に驚きつつ、満面の笑みで手を振り、揚げいもをほおばった。

開会式で壇上に上がった東出は、「バスを降りたら、主におばちゃんに囲まれました！」とニッコリ。さらに「ここは控室もダラッとした雰囲気で（笑）。おみやげいっぱいで帰りたい」と同映画祭ならではの空気を楽しんでいる様子だった。東出、宮藤、武田梨奈の3人が受賞した「ニューウェーブアワード」は、活躍する“映画人”に新たな波を起こすことを期待して贈られるもの。宮藤は「去年は『あまちゃん』でいろんな人に知っていただきましたが、陰で映画（『中学生円山』）もやっています。『あまちゃん』ブームに乗りそうで乗らなかったけど（苦笑）、好評レンタル中です！」とアピールを忘れない。

「偉大なる、しゅららぼん」チームは、全員がゆうばり初参戦。渡辺は「1回来ると縁がつくので、またここに来る縁があると期待しています」と語り、市民の喝さいを浴びる。貫地谷も「夕張と言えばメロンですが、どのお店も（今の時期は）シャッターが閉まっていました（苦笑）。開いているときにまた来たいです！」と早くも再訪問を約束した。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2014」は、3月3日まで開催。