「ガールズ&パンツァー」がJ2水戸とスポンサー契約 コラボユニフォームも発売
2014年2月21日 17:05
[映画.com ニュース] プロサッカーリーグJ2所属の「水戸ホーリーホック」に対し、2012年に放送された人気アニメ「ガールズ&パンツァー」のスポンサー契約が決定し、2月15日に行われた記者会見でスポンサード内容が発表された。
「ガールズ&パンツァー」は、華道や茶道と同じように戦車を使った武芸「戦車道」が大和撫子のたしなみとされている世界の話で、県立大洗女子学園の女子高生(主人公:西住みほ)たちが戦車を駆り、戦車道全国大会に出場する姿を描いた。アニメでは茨城県大洗町の実在する風景が多数登場し、話題になった。大洗町では、町の観光イベントである「大洗あんこう祭」で同作とコラボレーションし、10万人を集めるなどの盛り上がりを見せている。
今回のスポンサー契約は、水戸ホーリーホックの「ホームタウン推進協議会」に大洗町が入っていること、水戸ホーリーホック代表取締役社長の沼田邦郎氏が、作品を見て「他校に比べると力が劣っている大洗女子学園が、知恵と勇気で強豪校に立ち向かう姿が、少ない運営予算の中で戦っているクラブの状況と似ている」と共感したことがきっかけだ。
会見ではピッチ看板の掲出のほか、コラボイラストの制作やコラボグッズが発表された。第1弾として販売するコラボレプリカユニフォームには、アニメに登場する西住みほ率いる「あんこうチーム」のマークが背中に描かれており、ホーリーホック公式サイトではWEB先行予約受付を行っている。
また、J2開幕戦にてコラボレプリカユニフォームのお渡し会が決定しており、五十鈴華役の声優・尾崎真実が購入者に直接手渡しする予定で、詳細は後日発表される。春にはコラボグッズ第2弾として、ロゴTシャツ、メッセージTシャツ、イラストTシャツ、タオルマフラー(2種)の発売も予定している。(トーキョーアニメニュース)