「スター・ウォーズ エピソード7」撮影に合わせILMがロンドンに進出
2014年2月14日 12:40
[映画.com ニュース] 「スター・ウォーズ エピソード7(原題)」のクランクインを目前に控え、ルーカスフィルムのVFX工房インダストリアル・ライト&マジック(ILM)がロンドンに新施設を開設することになったとハリウッド・レポーター紙が報じた。
サンフランシスコを拠点にする名門ILMは、カナダのバンクーバーやシンガポールにもオフィスを構えるが、イギリス進出は初めて。ロンドンで撮影する「スター・ウォーズ エピソード7(原題)」のポストプロダクション作業を円滑に進めるためだけでなく、今後、イギリスで制作されるハリウッド映画のVFXを受注する目的だ。
イギリスは税優遇措置でハリウッドの大作映画の誘致に成功しており、ルーカスフィルムの親会社であるディズニーも「マレフィセント」や「Into The Woods(原題)」といったファンタジー映画だけでなく、傘下マーベルの「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」や「ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー(原題)」のロケ地としてイギリスを選んでいる。
税優遇措置を受けるためにはイギリス国内である程度の支出をしなくてはならないため、ロンドンにオフィスを構えることでILMは仕事を受注しやすくなる。ILMロンドンは、3月末から4月上旬にオープンする予定。
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