デヴィ夫人に平手打ち志願者が多数殺到「困っちゃいます!」
2014年2月13日 14:42

[映画.com ニュース]元インドネシア大統領夫人でタレントのデヴィ夫人が2月13日、映画「大統領の執事の涙」の公開直前イベントに登場した。TV番組での女性への平手打ち事件に、都知事選の応援に関する公職選挙法違反の疑いなど、何かとメディアをにぎわせているが、「あなたたちは変なところばかり取り上げて、私がボランティアなどをやっていることは取り上げない」と集まった報道陣に対してチクリ。そして、「最近、私の前に顔を出して『平手打ちしてください』と言う方が多くて困っちゃいます!」と騒動の思わぬ反響に苦笑していた。
映画は7人の大統領に仕えた黒人の執事の人生、父と息子のドラマを通じて、奴隷制度や公民権運動といったアメリカの歴史を描き出していく。
デヴィ夫人は本作を鑑賞し「あまりに感動して、胸にドンと来て立ち上がることができなかったです」と手放しで称賛。特に、映画で描かれる奴隷問題、人種差別に対する運動の高まりに触れ「リンカーン大統領が奴隷廃止を宣言して、奴隷はいなくなったかと思ってましたがそうではなく、売買や差別も存在していたということが克明に描かれています。彼らの苦しみ、アメリカが抱える深刻な問題がよく分かりました」と感想を述べる。
大統領夫人時代の執事の思い出を問われると「大統領官邸にはすべてを取り仕切っている執事長がいました。大統領には身の回りのすべてにおいて係がいるんですが、彼らを全部、取りまとめていて、絶大な権力を持ち、彼がいないと官邸(の機能)が停止するほどだった」と懐かしそうに振り返った。
またこの日は、曽祖父がドミニカ共和国大統領だったタレントのユージも登場。ユージはアメリカで生まれ、一時期、現地の小学校に通った経験があったというが「僕はまだ26歳なので知らないことがたくさんありました。僕らの頃には(学校には)いろんな人種の子がいて仲良くやってましたが、こういうこと(=公民権運動)があったからこそ、アメリカでいろんな人と一緒にいられるんだなと分かった」としみじみと語る。また、ユージの祖父は駐日ドミニカ大使で、当時大学生だった父親は運転手付きの生活をしていたとか。「母が、デートの時も必ず運転手さんがいて2人きりになれずに困ったという話をしてました(笑)」とセレブ一家ならではのエピソードを明かしていた。
「大統領の執事の涙」は2月15日全国公開。
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