メタボオヤジ4人の奮闘描きロングランヒット 「人生はマラソンだ!」予告編
2014年2月13日 17:05

[映画.com ニュース]無名の監督・キャストながらオランダで動員30万人超、10週以上のロングランヒットを記録した映画「人生はマラソンだ!」(ディーデリック・コーパル監督)の予告編が公開された。
メタボな中年4人が工場を再建するため、愛する家族と仲間のために、フルマラソンのゴールを目指す物語で、失業した男たちがストリッパーを目指して悪戦苦闘する姿をコミカルに描いたヒット作「フル・モンティ」をほうふつさせる設定だ。本国オランダでは、リアリティ溢れる登場人物たちに、マラソンに興味のない観客の共感を得たことがヒットにつながった。その一方で、マラソン経験者がわかる“あるあるネタ”の数々も丁寧に描かれている。
ロッテルダムで、自動車修理工場を営むギーア。従業員としてニコ、レオ、キースの中年3人組と、移民の若者ユースを雇っていたが、ユース以外は昼から缶ビール片手にカードに興じていた。ある日、経営不振のための多額の税金滞納が発覚。ギーアたちは「全員完走できたら借金を肩代わり。できなければ工場を譲る」とスポンサーを口説き落とし、ロッテルダムマラソン出場を決意する。
予告編では、スポーツとは無縁、何の目標も無かった中年オヤジ4人が走る楽しさに目覚め、マラソン完走に向け練習を開始する姿、だんだんと絞られていく体と比例して、徐々に自信をつけ正真正銘のランナーに変わっていく様が映し出されている。原田知世がナレーションを担当し、清涼感に満ちた声で4人にエールを送っている。
「人生はマラソンだ!」は、初夏、シネスイッチ他全国順次公開。
(C)2012 Eyeworks Film & TV Drama B.V.
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