鈴木京香&高良健吾、行定勲監督「平成猿蟹合戦図」で初共演!
2014年2月9日 08:00

[映画.com ニュース] 女優の鈴木京香と俳優の高良健吾が、吉田修一氏の人気小説を行定勲監督が手がけるWOWOWの新ドラマ「平成猿蟹合戦図」で初共演を果たすことがわかった。鈴木は世界的チェロ奏者の敏腕マネージャー・園夕子、高良は歌舞伎町で働くバーテンダーの浜本純平に扮する。
2人は初顔合わせに大きな刺激を受けているようで、「現場でお会いして、本当に一生懸命に役に取り組む方だなと思いました。彼を盛り立てたいと人が自然に集ってくる、今回の役柄とピッタリですね」(鈴木)、「これから鈴木京香さんと夕子と純平の関係を作っていくのが楽しみで仕方ありません。役と同様に胸を借りるつもりです」(高良)とコメントを寄せた。
「平成猿蟹合戦図」は、敏腕マネージャー、憎めないキャラクターのバーテンダー、独り身のチェロ奏者、冴えないホスト、子連れのホステスら心優しき市井の人々が、少しの勇気と信じる力でこの国の将来を決める“戦い”に挑んでいく姿を描く。演出の行定監督は、原作を読み「すぐに映画化を考えましたが、登場人物の魅力のすべてを2時間に押し込むことは不可能だと感じた」という。そこで、「私にとって初めての連続ドラマという形態に挑戦しようと思ったのです」と説明する。
行定監督は、2010年に吉田氏の原作「パレード」を映画化し、ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞している。今作では、「かねてご一緒したいと思っていた鈴木京香さんや高良健吾さん、他にも豪華な出演者を得て、転がり続ける主人公たちの予測不能な展開を飽きることなく楽しんで見ていただける作品になると思っています」とコメント。そして、「絶望の底から希望を見出す人間たちの姿に、今私たちが必要としている正直で真っすぐな思いを重ねて感動的に描きたいと思っています」と意欲を燃やしている。
鈴木と高良も、初タッグとなる行定監督に対し全幅の信頼を寄せている。鈴木は「連続ドラマを撮られるということに驚きましたが、数多くの名作を作ってきた監督と、映画では実現できないような長く連続した作品に取り組めるわけですから、ありがたいことです」。行定監督との仕事が嬉しくて仕方がないという高良は「吉田修一さんも、行定勲さんも、この世界に入る前から知っていて、触れていた。不思議なんです。何がどうなるかわかんないです。そんな平成猿蟹合戦図でもある。頑張るしかないです。期待していてください」と全力投球を宣言した。
連続ドラマW「平成猿蟹合戦図」は、WOWOWで2014年に放送予定。
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