映画賞がロサンゼルスに多大な経済効果
2014年2月5日 17:07

[映画.com ニュース] アカデミー賞前に数多くの映画賞が実施されるが、ロサンゼルスに大きな経済効果をもたらしていると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
毎年1月のゴールデン・グローブ賞から2月下旬から3月上旬に開催されるアカデミー賞までの間に、ロサンゼルスでは米俳優組合賞など数多くの映画賞授賞式が行われる。調査会社PKFコンサルティングによれば、この時期、マイアミやシカゴ、ニューヨークといったアメリカの他の都市と比較してロサンゼルスのホテル占有率は10%も高くなり、1晩当たりの1部屋の収益も16ドル高くなるという。
通常なら、1月から3月までの時期は観光のオフシーズンにあたるが、映画賞に参加する人たちがロサンゼルスでリムジンやホテル、レストランを積極的に活用。さらに、映画賞のテレビ中継がロサンゼルス観光を促進する効果があることから、調査会社ミクロノミクスはその経済効果を数億ドルと見積もっている。
関連ニュース



