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元宝塚トップ娘役・舞羽美海、映画初ヒロイン!楳図かずお監督「マザー」に出演

2014年1月31日 06:00

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「マザー」で映画初ヒロインを 務める、元宝塚トップ娘役の舞羽美海
「マザー」で映画初ヒロインを 務める、元宝塚トップ娘役の舞羽美海

[映画.com ニュース] 宝塚歌劇団の元雪組トップ娘役だった女優の舞羽美海が、恐怖漫画の巨匠・楳図かずおが77歳にして長編映画監督デビューを果たす「マザー」に、ヒロインとして抜てきされていることがわかった。劇中では、片岡愛之助扮する主人公・楳図かずおの自叙伝を出版しようとする担当編集者の若草さくら役を演じている。

2007年に宝塚歌劇団へ第93期生として入団し、5年間にわたり活躍を続けてきた舞羽を、楳図監督がオーディションで選出。これまでとは全く異なるホラーというジャンルながら、主人公を助け、謎の怪奇現象に立ち向かう生命力あふれるヒロインを熱演した。

ホラーが苦手だったという舞羽は、「このお話が決まり、楳図先生の様々な漫画を読ませていただき、その独特の世界観に圧倒されました。初監督作品に出演させていただいたことを光栄に思います」と述懐。撮影中は、「楳図監督はじめ共演の愛之助さん、真行寺さんもとても温かく、現場に行くのが毎日楽しみでした。タイトルにこめられた主人公の母への思い、周りの人々への愛というテーマを大切に演じました」と語っている。

ストーリーは、楳図のもとに生い立ちを本にしたいと出版社から話が舞い込むところから始まる。担当編集者・さくらは、楳図の創作の原点には亡き母イチエの影響が大きいことを知り、調査を続けるうちに周囲で次々と怪奇現象が起こるようになる。死んだはずの母の怨念が、楳図のまわりで底知れぬ恐怖を巻き起こし始める。

マザー」は、2014年9月27日から全国で公開。

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