大道芸人フィリップ・プティのWTC綱渡りを描く新作にロバート・ゼメキス監督
2014年1月27日 15:53
[映画.com ニュース] 大道芸人フィリップ・プティの綱渡り事件を3D映画化する新作「To Reach the Cloud(仮題)」で、ロバート・ゼメキス監督がメガホンをとると、米Deadlineが報じた。
フランス出身のプティは1974年8月7日、地上411メートルに達するニューヨークのワールド・トレード・センターの2つのタワー間を、命綱をつけずに無許可で綱渡りした。2008年にこの綱渡りの様子を追ったドキュメンタリー「マン・オン・ワイヤー」(ジェームズ・マーシュ監督)が公開され、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞している。
ゼメキス監督は、プティの回顧録をもとにクリストファー・ブラウンと新作の脚本を共同執筆しており、プティ役にはジョセフ・ゴードン=レビットを希望しているようだ。トム・ロスマンが昨夏創設した、米ソニー・ピクチャーズ傘下の製作会社トライスター・プロダクションの第一作となる予定。ロスマンとゼメキス監督は過去、「キャスト・アウェイ」「ホワット・ライズ・ビニース」をともに手がけている。