宮崎駿監督「風立ちぬ」、米アカデミー賞長編アニメ賞にノミネート!
2014年1月16日 22:44

[映画.com ニュース] 米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは1月16日(現地時間)、第86回アカデミー賞のノミネート作品を発表した。宮崎駿監督の「風立ちぬ」は、長編アニメーション賞にノミネート。2003年の第75回で「千と千尋の神隠し」で同賞を受賞しており、2度目の栄冠に大きな期待が寄せられる。
昨年9月に長編映画の製作から引退を発表した宮崎監督が手がけた「風立ちぬ」は、同7月20日に全国454スクリーンで公開された。これまでに観客動員960万人、興行収入119億円の大ヒットを記録している。
その勢いは海を越え、オスカー戦線も席巻。1月12日に行われた第71回ゴールデングローブ賞でノミネートされていた外国語映画賞では受賞はならなかったが、賞レースの前しょう戦といわれているニューヨーク映画批評家協会賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ボストン映画批評家協会賞で、アニメーション映画賞を戴冠している。
今回の吉報を受け、宮崎監督は「私の引退作品『風立ちぬ』が、アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされたことを大変光栄に思います。海外でこのような評価をいただけるのは、この作品に携わったスタッフ全員にとって非常に名誉なことです。ノミネートしてくださったアカデミー会員の方々と、成功に導いてくれた全ての人達に心から感謝します。アメリカの多くの人達がこの作品を見てくだされば嬉しいです」とコメントを寄せている。
第86回アカデミー賞の授賞式は、3月2日(日本時間3日)に開催される。
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