「シャーロック」カンバーバッチ&フリーマン、2次創作を朗読させられていた
2013年12月24日 11:45

[映画.com ニュース] 英ロンドンで開催された、英BBCのドラマシリーズ「SHERLOCK シャーロック」のプレミア上映会で、主人公シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチと、ワトソン役のマーティン・フリーマンが、ふたりを題材にしたファンフィクション(2次創作)の一節を朗読させられる一幕があった。
12月15日、英BFI主催の「SHERLOCK シャーロック」シーズン3のプレミア上映会が開催され、上映後にはカンバーバッチとフリーマンを含めたキャストとスタッフが登壇。質疑応答の時間が設けられたが、その際に司会を務めていたジャーナリストのケイトリン・モランが、カンバーバッチとフリーマンにファンフィクションの朗読を持ちかけた。
参加した観客のレポートによれば、ふたりとも困惑し気乗りしない様子だったが、その場の空気を壊さないためにとりあえず朗読を始めた。しかし、多くのファンフィクションがそうであるように、その作品もシャーロックとワトソンのホモセクシュアルな関係を描写しており、ふたりがキスをするシーンに至ったところで、カンバーバッチは朗読をやめたといい、非常に気まずい雰囲気になったという。ちなみに、朗読はモランが面白がって独断でやらせたことで、その後BBCのスタッフから叱責されていたという証言がある。
しかも、朗読されたファンフィクションは、モランが著者の了解を取らずに持ち込んでいたことが判明し、著者の女性も激怒。自身のtumblrでカンバーバッチとフリーマンに謝罪し、あくまでも自分とファンダムの仲間の楽しみのために書いているもので、ふたりの目に触れてほしくはなかったと説明。一方で、著者に一切断ることなく、ファンフィクションの書き手を恥ずかしめ、自分たちが大切に思う俳優たちに気まずい思いをさせたモランを非難した。モランはフェミニストとして知られているが、「ほかの女性のパッションをバカにする行為は、到底フェミニスト的とは言えない」と糾弾している。
「SHERLOCK シャーロック」シーズン3第1話は、2014年1月1日にBBCで放映される。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー