仮面ライダーウィザード“卒業”の白石隼也、監督とヒロインからの感謝にウルッ
2013年12月14日 20:05

[映画.com ニュース] 人気特撮ヒーロー映画の最新作「仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武(ガイム)&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」に出演した白石隼也、佐野岳ら俳優12人と、主題歌「TEPPEN STAR」を担当したhitomi、田崎竜太監督が12月14日、東京・新宿バルト9で舞台挨拶を行った。
約1年半にわたり仮面ライダーウィザードを演じ続けた白石。同作をもって“卒業”となるが、「うれしい気持ちと、本当に最後だという寂しい気持ちがある。でも、素敵な映画ができたので楽しんでほしい」と笑顔でアピールした。
しかし、サプライズで田崎監督が「主役として、キャストの輪を大事にしながら現場を引っ張ってくれた。ウィザードに命の火を灯し、ファンを魅了し続けてくれた」という内容の手紙を読み上げると一転、困惑した表情に。さらに、ヒロインの奥仲麻琴が感謝の言葉を伝えようとすると、「後で楽屋で言ってもいいんじゃない」と大照れだ。
それでも奥仲が、「初めてのお芝居の現場で分からないことだらけの私に、白石くんは最初から優しく教えてくださった。初めての共演者が白石くんで良かった」と声を詰まらせながら語ると、白石も涙目に。必死でこらえながら「心からうれしいです。ウィザードは絶望と希望がテーマでしたけれど、希望をもらった、元気が出たという言葉を多くもらい、その声援が大きなモチベーションになりました。僕らはもう、それぞれの道を進んでいますが、仮面ライダーシリーズがもっともっと盛り上がって、10年、20年、30年と続くよう、心から願っています」と深く頭を下げ、観客からスタンディングオベーションを送られた。
バトンを受け継ぐ形で、平成仮面ライダー15代目のなる仮面ライダー鎧武を襲名した佐野は、「ウィザードとのコラボがすごくうれしかった」と感謝。そして、「今日はあったかいお客さんで、ひと安心。でも、まだまだ盛り上げなければいけないので、気を引き締めてやっていきます」と宣言した。
舞台挨拶には、映画版のゲストとして映画初出演を果たしたJOYと敦士も参加。今後のさらなる俳優挑戦への意欲を聞かれたJOYだが、「役者やっていきたいとか言うと、調子に乗ったってなっちゃう。そういうの怖いから。おれの場合、固定給だからどんだけ頑張っても同じ額。稼ぎたいから、今後は給料の交渉に挑戦していきたい」とボケ役に回り、笑いをとっていた。
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仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武(ガイム)&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦
劇場公開日 2013年12月14日
上映時間 93分 (G)
評価・レビュー (13件)
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