名匠トルナトーレ&G・ラッシュが初タッグ作を語った映像を独占入手!
2013年12月8日 12:00

[映画.com ニュース] 名匠ジュゼッペ・トルナトーレ監督が、オスカー俳優ジェフリー・ラッシュらとともに新作「鑑定士と顔のない依頼人」について語ったインタビュー映像を、映画.comが独占で入手した。キャスティングの裏側や、ラッシュのメイク風景など貴重な映像が盛り込まれている。
人間嫌いの天才鑑定士(ラッシュ)は、屋敷の隠れ部屋に潜んだまま姿を現さない女性依頼人に翻ろうされ、不可解な謎に巻き込まれていく。ラッシュのほか、シルビア・ホークス、ジム・スタージェス、ドナルド・サザーランドらが出演。さらに、トルナトーレ作品おなじみのエンニオ・モリコーネの手がけた音楽が、ミステリアスな物語を彩る。
インタビュー映像は、トルナトーレ監督とラッシュの言葉で本作の魅力に迫る。トルナトーレ監督は、本作の原点として「20年来温めていたストーリー」「数年前に考え付いたストーリー」という2つの核があったと説明。そして、物語の主人公として「長い間注目してきた俳優でね。だから、すぐに彼の適役だと思ったよ」とラッシュにラブコールを送った。
トルナトーレ監督は、メルボルンまでラッシュの自宅を訪ねたそうで、3日にわたりふたりで役どころについてディスカッションを重ねたという。ラッシュを「一つの役を演じる単なる俳優でなく、自分の役に関しては脚本家でもある」と分析し、「ふたりだけで彼のキャラクターを研究したよ。何度も脚本を読み返したり、役にふさわしい歩き方や手袋の付け方、その脱ぎ方までも練習した。いろいろな言動を試しながら、キャラクターを楽器のように調律する作業だ。とても大事な作業で、これがあったから、後々いろいろな事がやりやすくなった」と充実した時間であったことを明かしている。
「鑑定士と顔のない依頼人」は、12月13日から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント