桐谷美玲「チーム・バチスタFINAL」で敏腕医療ジャーナリスト役に挑戦!
2013年12月6日 05:00

[映画.com ニュース] 女優の桐谷美玲が、海堂尊氏の人気小説を映画化する「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」にヒロインとして出演していることがわかった。桐谷が演じるのは、医療ジャーナリストの別宮葉子。伊藤淳史演じる田口公平から慕われる一方、記者としての信念から仲村トオル扮する白鳥圭輔とは対峙する役どころで、主人公の凸凹コンビの関係、未来に深くかかわるキーパーソン役に挑む。
桐谷が息吹を注ぎ込む葉子は、ストーリーの中核をなす「国際Aiセンタープロジェクト」について取材を進めるなかで、事件の真相に迫る田口&白鳥に情報を提供していく。桐谷自身も、「NEWS ZERO」で火曜日にキャスターを務めるなど取材経験はあるが、医療ジャーナリスト役だけに「初めて耳にする言葉だったり、普段しゃべらない言葉がたくさん並んでいるので、慣れるのにすごく苦労しています」。それでも、「お仕事で取材現場に行くこともあるので、そこを生かしつつ、これからどんどん慣れて、ジャーナリストっぽく格好よく演じていければと思っています」と意欲を燃やす。
伊藤と仲村は、桐谷の“参戦”を歓迎している様子だ。伊藤は、シリーズごとにストーリーが違うことに触れ「僕はトオルさんと今までやってきたことを大切にお芝居しています。今回は、そうじゃないバチスタの魅力を桐谷さんがプラスしてくれると確信しています。とにかく、この現場を楽しんでほしいなと思っています!」とエール。仲村は、桐谷が注ぐ眼差(まなざ)しの強さを絶賛し、「ものすごくまっすぐ人を見ることに驚きました。全て見透かされてしまうような視線で、そのまっすぐさも別宮葉子に合っている気がします」とコメントを寄せた。
お人よしの診療内科医・田口(伊藤)と厚生労働省の変人官僚・白鳥(仲村)のコンビは、2008年に連続ドラマ化された「チーム・バチスタの栄光」を皮切りに、「ナイチンゲールの沈黙」「ジェネラル・ルージュの凱旋」「アリアドネの弾丸」とシリーズ化された。14年1月からは、ドラマ版の最終シリーズ「チーム・バチスタ4螺鈿迷宮」がスタートし、放送終了に合わせて完結編となる今作が劇場公開される。
映画では国、自治体、東城医大が三位一体で取り組む死因究明システムの一大改革に田口と白鳥が奔走するなか、「三の月、東城医大病院とケルベロスの塔を破壊する」という脅迫状が届く。真相を解明しようとする2人の前に、解剖では死因が判別できない前代未聞の集団不審死事件が発生。さらにAiセンター始動の日、医学界の根底を大きく揺るがす事件が発生する。
「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」(http://batista-movie.jp/)は、2014年3月29日に全国で公開。
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