「HK 変態仮面」で注目の清水富美加、共演した同い年・土屋太鳳は「日本で一番いい子」
2013年12月3日 21:05

[映画.com ニュース]作家・朱川湊人氏の小説を映画化した「赤々煉恋」(小中和哉監督)の完成披露試写会が12月3日、都内で行われ、主演を務める土屋太鳳をはじめ、共演する清水富美加、秋本奈緒美ら女優陣が顔をそろえた。浮遊霊としてさまよう女子高生という難役に挑んだ土屋は、「計り知れない命の重さを、自分が表現できるか不安だった」と振り返った。
一方、土屋演じる樹里の親友・ミドリ役の清水は「私のお芝居を成立させてくれたのは、ここにいる土屋太鳳ちゃん」と全幅の信頼を寄せ、「とても同い年とは思えない! 日本で一番いい子です」とその人柄に太鼓判を押した。ふたりは誕生日が2カ月違いの同級生。土屋は「映画 鈴木先生」「アルカナ」などで注目を集め、清水も「HK 変態仮面」での好演が話題をさらった、ともに期待の新進女優だ。
映画は自殺したことで浮遊霊となり、この世をさまよい続けている女子高生・樹里の視点から、命の重さと大切さを問いかけるファンタジックホラー。小中監督は商業デビュー作である「四月怪談」(1988)でも、女子高生の幽霊を主人公に据えており「朱川さんの原作を読んで、展開や結末は違うものの、同じテーマを感じた。今の若い人たちに届く心象風景を描ければと。自分自身にとっても原点回帰になった」と本作にこめた思いを語っていた。
舞台挨拶には原作者の朱川氏、樹里の話し相手である死神“虫男”を手がけたCGIクリエーターの板野一郎氏が同席した。「赤々煉恋」は12月21日から全国で公開。
(C)2013 朱川湊人・東京創元社/「赤々煉恋」製作委員会
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