女子同士の恋愛を描いた人気作続編「パルプ・フィクション」を意識?
2013年11月30日 22:07

[映画.com ニュース] グラビアアイドルの共演で、女子同士の恋愛を描いた「こたつと、みかんと、殺意と、ニャー。」(梶野竜太郎監督)の初日舞台挨拶が11月30日、東京・シネマート新宿で行われた。今年3月に公開された「こたつと、みかんと、ニャー。」の続編。前作に引き続き出演する木嶋のりこ、新メンバーの南結衣と酒井蘭が登壇し、ファンによる水着撮影会も実施された。
SNSで知り合い温泉旅行に出かけた「ニャー」「こたつ」「みかん」のプラトニックな恋愛を描く本シリーズ。こたつとみかんが謎の失踪を遂げた前作の後日談として、ニャー(木嶋)の前に、ハンドルネームを受け継いだ“2代目”こたつ(南)、みかん(酒井)が現れ、新たな恋愛模様を繰り広げる。
前作から続投する梶野監督は、南と酒井が弁当を食べながら、会話の合間にキスするシーンについて「あれは『パルプ・フィクション』に出てくるハンバーガー談義を意識したが、ふたりのフリートークがつまらなくて(笑)、お題を決めて会話してもらった」と明かした。クエンティン・タランティーノ監督による同作には、ジョン・トラボルタとサミュエル・L・ジャクソンがハンバーガーについて激論を交わすシーンがある。
今回、再びニャーを演じた木嶋は、「前回はジメジメした女の子だったが、今回は相手への思いがまっすぐで、台本を読んでもスッと心に入ってきた。でも実際に出来上がった映画を見ると、まあ最低な女で」と苦笑いを浮かべた。
一方、シリーズ初参戦の南は、路上でのキスシーンに挑み「街いく人たちが、みんなこっちを見ていて。しかも撮影初日に。そこから吹っ切れましたけど」と赤面告白。酒井は川への入水シーンについて「本当に氷水みたいに冷たかった。思い出は……、川しか覚えていないです(笑)」と振り返っていた。
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