西田敏行、テレビ東京新春時代劇「影武者 徳川家康」で狙う「半沢直樹」超え
2013年11月27日 17:05

[映画.com ニュース] 俳優・西田敏行が主演するテレビ東京の新春ワイド時代劇「影武者 徳川家康」(2014年1月2日午後6時)の製作発表が11月27日、都内のホテルで行われた。1979年に放送を開始した正月の定番シリーズ。家康とその影武者となる世良田二郎三郎の2役を演じた西田は、「視聴率は“半沢超え”でお願いします」と、21世紀のドラマで最高視聴率42.2%を記録したTBS「半沢直樹」に対抗意識を燃やした。
家康が関が原の戦いで暗殺されたという発想を起点に、豊臣家を守るために家臣の軍師らを巻き込み、後の徳川泰平の世の礎を築いた影武者の活躍を描く。西田は、「家康を演じる影武者を演じてみせましょうというだけでイメージがかき立てられた。さらに二郎三郎の私的な部分も見せるわけですから、ビリヤードでいえば3クッション。これに自信がないとできませんよ」と、左腕をバシバシと叩いて自信のほどをうかがわせた。
家康の側室・お梶の方役の観月ありさは、西田とは94年のTBS「いつも心に太陽を」以来の共演。「その時は10代で、まさか大人になって西田さんの側室をやれるとは感慨深い。少しでもいやしの存在になれるよう、身をゆだねながらお芝居ができて非常に楽しい時間でした」と笑顔で振り返った。
対する西田は、「あの時は中年のおじさんが女学生に恋をするというドラマだったけれど、私はあの頃からおじさんでした」と苦笑い。今回は西田が観月の肩をもむシーンがあるが、台本では西田が観月に耳かきをしてもらう設定だったそうで、「影武者ですから、そこまで調子に乗っちゃあいかんでしょう。家康の元カノですからね。私からお願いして、肩もみに変えてもらいました」と照れながら明かした。
豊臣家の滅亡をもくろみ、影武者と対立する徳川二代将軍・秀忠を演じた山本耕史は、2人の和やかなやり取りを見て、「僕はずっと神経質な役なので、現場で笑ったことがない。西田さんがアドリブで割と突っついてくるんですけれど、(笑いを)耐えながら芝居していました」と述懐。そして、「身分は上なのに、必ず上座に影武者がいるわけですから、よく考えたらかわいそうですよね。そういうもぞもぞする感じを感じ取ってほしい」と訴えていた。
会見には淀君役の名取裕子、島左近役の高橋英樹のベテラン2人も出席。ほかに及川光博、高橋光臣、谷村美月、榎木孝明、中村雅俊、内藤剛志らが共演する。
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