前田敦子、主演作公開に「お父さんにも見てもらいたい」
2013年11月23日 14:22

[映画.com ニュース] 前田敦子の主演最新作「もらとりあむタマ子」が11月23日、全国4スクリーンで公開された。メイン館となる東京・新宿武蔵野館での舞台挨拶に登壇した前田は、満席の客席を見渡し「ふだんはここへ映画を見に来ていますが、舞台挨拶は初めて。(客席との位置が)近くていいですね」とニッコリ。父親役の康すおんと繰り広げた自然体の演技に触れられると、「お父さんにも見てもらいたいですね」と明かしていた。
前田が今作で演じるタマ子は、ボサボサ頭のままジャージ姿で過ごし、家事を手伝うことなくひたすら食べまくる“残念な実家依存娘”という役どころ。「苦役列車」に続き前田とタッグを組んだ山下敦弘監督は、「現場はすごくほのぼのしていた。穏やかで楽しかった現場で作り上げたものが1本の映画になった。それだけで、お腹いっぱい」と語った。
前夜から緊張して眠れなかったという新人俳優の伊東清矢は、前田との共演を振り返り「最初はすごく緊張しましたが、少しずつ話しかけたりもしてくれた」と感謝。これに対し、前田は「すごくいじっていました。かわいいんです」とフォローしていた。
音楽チャンネル「MUSIC ON! TV(エムオン!)」の30秒のステーションIDとして、春夏秋冬を通して描かれてきたタマ子の日常を長編化した。東京の大学を卒業後、父親がひとりで暮らす甲府の実家に戻り自堕落な日々をおくるタマ子が、ちょっとした一歩を踏み出すまでの1年を、四季を通して描いている。
なお、前田はこの日、同館での舞台挨拶を皮切りに、109シネマズ川崎を経て再び同館へと舞い戻り、5回の舞台挨拶に臨む。
フォトギャラリー
関連ニュース


「リンダ リンダ リンダ」に“演奏させない”ラストの可能性があった 山下敦弘監督の学びとなったのは「ストレートなカタルシスの良さ」【NY発コラム】
2025年9月7日 20:00


ぺ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、ベボベ関根が20年ぶりの“リユニオン”!松山ケンイチもサプライズ登場【「リンダ リンダ リンダ 4K」公開前夜祭】
2025年8月21日 21:58


映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント