倍賞千恵子、中国でのファンクラブ発足にビックリ
2013年11月9日 15:05

[映画.com ニュース] 東京にやって来た中国人青年と老婦人の交流を、囲碁の世界を通して描く日中合作映画「東京に来たばかり」の初日舞台挨拶が11月9日、東京・シネマート新宿で行われ、主演の倍賞千恵子とジャン・チンミン監督が登壇した。倍賞は約7年の時を経て迎えた日本公開を喜び、「人間はどこの国に行っても、どんな人でも何も変わらないんだよということを学んでいただけたら。私はそんな思いを込めています」と思い入れを語った。
本作は、故郷・中国で天才棋氏と言われた青年・吉流(チン・ハオ)が、行商を営む老婦人・五十嵐君江(倍賞)と心を通わせていく様を描く感動のヒューマンドラマ。ジャン監督は日本映画学校を卒業した経歴を持ち、日本大学芸術学部映画学科修士号も取得。日本にゆかりが深く、「戦場に咲く花」(00)、「天上の恋人」(02)などでも知られている。
脚本に着手したのは1994年だったと振り返ったジャン監督。「すでに約20年の時が流れてしまった」と目を細め、「それでも20年ずっとやってこられたのは信念が強くあったからです。いい作品を撮りたい、そして自分が日本の生活の中で色々と経験したこと、思ったことを、映画を通してしっかりと表現したいと思った」と感慨深げに述べた。
出演を決めた理由を尋ねられた倍賞は、演じた役どころの二面性を挙げ「五十嵐ばあちゃんには謎の部分がありました。囲碁の名人であるという。私はそこにとってもひかれました。変身できる格好いいおばあちゃんだなと思って引き受けました」と述べた。
またジャン監督からは、2012年の公開直後に中国では倍賞のファンクラブができたというエピソードが明かされ、それを受けた倍賞は「びっくりしました。この年になってファンクラブを作っていただけるなんて。これからも頑張らなきゃいけないなと思いました」と笑顔で述べた。
(C)2013「東京に来たばかり」製作委員会
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