北川景子&深田恭子が現場でひょう変?高良健吾「やっぱ、女性は怖い」
2013年11月9日 15:25
[映画.com ニュース] 北川景子と深田恭子が初共演した「ルームメイト」が11月9日、全国193スクリーンで封切られ、東京・有楽町の丸の内TOEIで北川と深田、共演する高良健吾と古澤健監督(「オトシモノ」「Another アナザー」)が初日舞台挨拶を行った。高良は「ふだんは仲がいいのに、本番が始まるとバチバチ……。終わるとまた『大丈夫?』って心配し合ったりして、やっぱ女性は怖いなと思いました」と北川&深田の見事なスイッチの切り替えに、感心しきりだった。
今邑彩氏の同名小説を原案に、ルームメイト(深田)の奇妙な行動をきっかけに奇怪な事件に巻き込まれていく女性(北川)の恐怖を描く本格スリラー。北川は「台本の段階からハラハラドキドキの連続。このスリルを映画として具現化できるか心配もあったが、今回は『暴れてやろう』という気持ちで撮影に臨んだ。ふだんと違い、メイクが崩れても、衣装が破れてもいい現場は楽しかったですよ」と新境地に手応え十分だった。
一方、深田は「よく(この映画は)女のバトルと言われるけど、実際には私のほうが景子ちゃんを平手打ちしたり、蹴ったりしていたので、カットがかかるたび心配になって……。でも『全然大丈夫。思いきりやって』と言ってくれた」と北川の女優魂に感服。古澤監督は「一丸となって『お客さんを驚かせよう』と頑張った作品。出演者の皆さんも、そんな思いに乗ってくれて、楽しんでもらえたのが良かった」と誇らしげだった。