人相科学者・石丸賢一氏、野性爆弾・川島に助言「エロを追求しながら目立つ芸人を」
2013年11月5日 12:54

[映画.com ニュース] 約20年間で100人以上を殺害した実在のシリアルキラーを描いた「THE ICEMAN 氷の処刑人」の公開を記念し11月5日、人相科学の第一人者である石丸賢一氏が、お笑いコンビ「野性爆弾」の川島邦裕の人相をサンプルに、犯罪と人相の関係性をひも解くトークイベントを行った。
心優しき家庭人と冷酷無比な殺人者という2つの顔をもった実在のシリアルキラー、リチャード・ククリンスキーの実像に迫ったクライムドラマ。「レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで」「マン・オブ・スティール」のマイケル・シャノンがククリンスキーを怪演。共演にウィノナ・ライダー、クリス・エバンス、ジェームズ・フランコら豪華キャストが顔をそろえる。
人相学とはパーソノロジーとも呼ばれ、最新の脳科学と統計学をあわせ、顔と性格の関係性を解明する科学。これまでに約2万人の人相を研究してきたという石丸氏は、「みんな犯罪をする可能性はあるので、“犯罪顔”というものがあるわけではない」と前置きした上で、「ワシ鼻は人間より数字に興味があることを示し、下あごが張っている人はすぐに暴力に走りがち。目と目の間隔が狭い人は感情の反応が速いのでキレやすい。耳の位置が前にある人は、過去をよく覚えているので恨みから犯罪に走ることが多い」と犯罪に手を染めやすい人相の傾向を解説。ククリンスキーにおいては、「目尻にシワがないというのは共感性の欠如を表すので、他人に心を閉ざしていることが分かる」と分析した。
石丸氏は、強面で知られる川島の人相も観察し「首が太いので性犯罪に陥りやすい」と警告しながら、「アーティストとしての才能はある。芸人としては花開かないかもしれないけれど、アーティストとしての才能を生かすと良い。エロを追求しながら目立つ芸人を目指して」とアドバイス。音楽や絵画など多才にこなす川島は、「本筋はお笑い芸人。アートは小銭稼ぎのつもり」と複雑な表情を浮かべていた。
映画を鑑賞した石丸氏は、「小さい頃から父親に嫌われていた上に、父親は兄を殺し、弟は女の子を殺している。彼にとって生きることは殺すか殺されるか。それでも奥さんと子どもに対しては心を開いていたのではないか」と考察。川島も、「意外と泣けちゃったりするセンチな部分も。ただの殺し映画ではなく、ヒューマンな部分も楽しめる」とアピールした。
「THE ICEMAN 氷の処刑人」は11月9日から公開。
(C)2012 KILLER PRODUCTIONS, INC.
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