「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」上野の森美術館で開催 海洋堂によるジオラマ展も
2013年11月1日 13:43
[映画.com ニュース] 岡山県の備前長船刀剣博物館で2012年7月に開催されたのを皮切りに、全国を巡回してきた「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」が、11月23日から東京・上野の森美術館で開催されることが決まった。
アニメーション映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の世界からインスピレーションを受け、劇中に登場する「プログレッシブナイフ」や「ロンギヌスの槍」といった武器やキャラクターからイメージした、現代デザインの日本刀を職人たちが再現・製作。また、サイドストーリーなどに登場した「ビゼンオサフネ」「マゴロクソード」といった武器が、実在した刀剣「備前長船」と「関鍛冶(せきかじ)の孫六(まごろく)」をモチーフにしたものと解釈し、延べ50人以上の職人たちの手によりそれらを再現し、展示する。あわせて、日本刀の形状の変遷を分かりやすく解説展示し、精緻な金具や色彩豊な柄などと一緒に、日本刀の基本的な世界を紹介していく。
展示内容はコラボ作品22点(東京で初披露となる新作3点も展示)、刀姿の変遷(各時代の刀剣)、鍔(つば)、柄、兜(かぶと)、刀剣関係パネル、エヴァンゲリオン関係パネル、初号機フィギュア(約2メートル)、レイ&アスカの等身大フィギュア、等身大スタンディ、記念撮影用バナー、日本刀の製作工程DVD、「ロンギヌスの槍」製作DVD、音声ガイド(ミサト役の声優・三石琴乃による)、物販コーナー(500種類以上のエヴァグッズ、展覧会オリジナルグッズ)を予定。土曜、日曜、祝日は、刀匠が記念プレートに名前を刻む「銘切り」をするイベントも開催する。
また、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の名場面を、海洋堂の人気フィギュアシリーズ「リボルテック」を使ったジオラマで再現する展覧会「海洋堂エヴァンゲリオンフィギュアワールド」も、同美術館1階ギャラリーにて同時開催。海洋堂フィギュアミュージアム黒壁(滋賀県長浜市)が手がけた、新作を含めた50点以上のジオラマを展示する。
「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」の会期は11月23日から12月23日(会期中無休)。午前10時~午後5時開館。入場料は当日一般1000円、大学・高校生800円、中・小学生600円。「海洋堂エヴァンゲリオンフィギュアワールド」の会期、開館時間も同じ。入場料は一般500円、大学・高校生400円、中・小学生300円。
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