「ハムナプトラ」監督×「ダークナイト」VFXチームの新作、来年1月公開

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［映画.com ニュース］　「ハムナプトラ」シリーズを手がけてきたスティーブン・ソマーズ監督の新作「Odd Thomas」の邦題が、「オッド・トーマス　死神と奇妙な救世主」になり、全米公開に先駆け、2014年1月10日に劇場公開されることが決定した。あわせて、ポスタービジュアルがお披露目され、特殊能力を備えた青年がのみ込まれる数奇な運命に期待が高まる。

原作は、米ベストセラー作家、ディーン・クーンツ氏による「オッド・トーマス」シリーズの第一作「オッド・トーマスの霊感」。「ハムナプトラ」シリーズのほか、「ザ・グリード」「G.I.ジョー」などのSF作品で手腕を振るってきたソマーズ監督が、「アバター（2009）」「ダークナイト」のVFXチーム「BUF」とともに、不気味な超常現象をスクリーンに映し出す。

平穏な暮らしを望む青年オッド・トーマスは、死者が見えるという霊能力のため、普通ではない人生を送っている。ある日、オッドは職場のダイナーで、凄惨な死に群がる悪霊“ボダッハ”を大量に目撃。町が危機に陥っていることを察知し、平和を守るため立ち上がる。

「誰かが私にキスをした」で堀北真希の恋人役を演じた若手俳優アントン・イェルチンが、主人公オッド役に抜てき。ヒロインの新星女優アディソン・ティムリン、オッドに救いの手を差し伸べる警察署長役の個性派俳優ウィレム・デフォーらとともに、怪現象に立ち向かう。ソマーズ監督の実娘アシュリー・ソマーズが、冒頭シーンに出演している点にも注目だ。ポスタービジュアルは、大都会の上空に飛び交う無数の悪霊を背景に、さえない風ぼうながら力強い眼差（まなざ）しをたたえたオッドがたたずむ姿が印象的だ。

「オッド・トーマス　死神と奇妙な救世主」は、14月1月10日から全国で公開。