「十五少年漂流記」を新たにアニメ化 「海賊島DE!大冒険」公開決定
2013年10月25日 09:00

[映画.com ニュース] ジュール・ベルヌの不朽の名作「十五少年漂流記」の登場キャラクターをネコに、時代を現代に移してアニメーション映画化した「十五少年漂流記 海賊島DE!大冒険」の公開が決まり、映画.comが予告編を入手した。
1888年に発表された原作小説は、「海底二万里」「八十日間世界一周」などと並ぶベルヌの代表作。嵐に流され、太平洋の孤島に漂着した8歳から14歳の少年たちが、いつか故郷へ帰れることを信じて助け合い、生きる知恵を身につけ、友情を深めながら無人島での困難に立ち向かう姿を描いた。
「十五少年漂流記 海賊島DE!大冒険」は、そんな原作小説のキャラクターをネコに置き換え、時代設定も新たにしてアニメ化した。ネコの世界のテーマパーク「ニャンポランド」で、最新鋭の大型潜水艇ダイカイオーにこっそり乗り込んだドリアン、レーモンら15人の少年少女だったが、不慮の事態でダイカイオーが操縦不能になってしまう。やがて電波の通じない不思議な島に流れ着いた15人は、料理や発明など、それぞれが得意とする分野で知識や技術を発揮し、サバイバルしていく。しかし、レーモンが抱くドリアンに対するライバル心から、15人はドリアン派とレーモン派に別れて対立してしまう。
予告編は、最新鋭の潜水艇に乗り込み海底の世界に目を輝かせるドリアンたちの姿から始まる。やがて何者かに襲われ、文明とは切り離された不思議な生き物が多数生息する島へと漂着、海賊との戦いや冒険に乗り出していく様子を映し出し、ネコのキャラクターや潜水艇といった、原作からアレンジされた世界観や設定が一目でわかる内容になっている。
キャラクターデザインは、タツノコプロ出身で「昆虫物語みつばちハッチ 勇気のメロディ」のキャラクターデザインなどで知られる絵本作家の河井ノア。同じくタツノコプロ出身で、河井とは公私にわたるパートナーとしてコンビで絵本も手がけている脚本家の柳川茂がシナリオを担当した。監督は、テレビアニメ「サクラ大戦TV」「キノの旅」、カルト的人気を誇る「serial experiments lain」などを手がけた中村隆太郎氏。今年6月に急逝した中村監督にとっての遺作となった。
声優陣は、ドリアン役に「ポケットモンスター」のサトシ役でおなじみの松本梨香、レーモン役には「けいおん!」の平沢唯役で人気の豊崎愛生。また、海賊のボス、アニオンを俳優の松方弘樹が担当している。11月16日から新宿ミラノほかで公開。
(C)十五少年漂流記製作委員会
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