サプライズ誕生祝い&ヒロイン感涙!「サカサマのパテマ」舞台挨拶は感動の嵐
2013年10月24日 18:00

[映画.com ニュース] 第26回東京国際映画祭の特別招待作品「サカサマのパテマ」が10月26日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、メガホンをとる吉浦康裕監督、声優を務める藤井ゆきよと岡本信彦が舞台挨拶に立った。同日、27歳の誕生日を迎えた岡本を祝うため、サプライズで特製ケーキが登場し、岡本本人は「マジか」と喜び爆発。また、藤井は「皆さんが熱意をもって取り組んだ作品で、初めてヒロインを演じさせていただき、私はとても恵まれている」と挨拶すると、感極まって涙を流した。
2008年のネット配信が口コミで広まり、10年に公開された劇場版もロングランヒットを記録した「イヴの時間」の吉浦監督が、満を持して発表する劇場用長編アニメーション。主人公は、過去の大異変から空を嫌う世界に暮らす普通の少年エイジ(岡本)と、防護服を着た人々が暮らす広大な地下世界のお姫様パテマ(藤井)。ふたりの出会いが、「真逆の世界」の謎を解き明かす事件へと発展していく壮大なオリジナルストーリーだ。
6月に仏アヌシー国際アニメーション映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門で上映され、注目を集めた本作。現地時間10 月 11 日から 20 日まで、スコットランドで開催されたスコットランド ラブアニメ映画祭 2013では、観客賞と審査員賞をダブル受賞したばかりで、吉浦監督は「海外での公開も控えているので、いい弾みになれば」と感激しきり。「小学生からうちの実家の両親まで、楽しんでもらえる。そんな裾野が広い作品を目指していた」といい、海外でも高く評価された今回の結果に誇らしげだった。
岡本は「今回はデフォルメせず、セリフを見たまま、感じたまましゃべっている」と役作りを語り、「とても衝撃的なストーリーなので、本当なら台本ではなく、お客さんとしてスクリーンで見たかった」。藤井は「胸キュンできるボーイ・ミーツ・ガールのお話」と魅力を語っていた。
今年の東京国際映画祭「特別招待作品」部門には本作をはじめ、「映画 ドキドキ!プリキュア マナ結婚!!?未来につなぐ希望のドレス」「BAYONETTA Bloody Fate」と、3本の日本アニメが出品されており、「14年以降はアニメにも注力したい」という映画祭の意欲を示す形になっている。
第26回東京国際映画祭は25日まで開催。「サカサマのパテマ」は11月9日から全国で公開される。
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