サカサマのパテマ
劇場公開日:2013年11月9日
解説
2008年のネット配信が口コミで広まり、10年に公開された劇場版もロングランヒットを記録した「イヴの時間」の吉浦康裕監督が手がけるオリジナル劇場用長編アニメーション。暗く狭い坑道が広がる地下世界の集落のお姫様パテマは、坑道を探検するのが毎日の楽しみで、立ち入りが禁じられている「危険区域」がお気に入りの場所だった。しかし、ある時、いつものように危険区域に立ち入ったパテマは、そこで予期せぬ出来事に遭遇し、底の見えない穴へと落ちてしまう。一方、空を忌み嫌う人々が暮らす世界アイガの少年エイジは、周囲の人々とは異なり空にあこがれを抱いていた。そんなある日、エイジは、立ち入り禁止のフェンスの向こう側に広がる地下へと続く大きな穴から、空に向かって落ちてきた少女パテマと出会う。
2013年製作/99分/G/日本
配給:アスミック・エース
スタッフ・キャスト
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2021年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
空が地面ならどうなってしまうのだろう
いつも足を踏み外さないか不安に思い、もしも気を抜いて空に落ちてしまったときを考えてどこにも行けなくなってしまう。
2021年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
アニメならではの映像力が発揮できるテーマだったと思う。流れるようなストーリ展開で、やや雑なディテールも省略も許容範囲かな。
自分がどっちの世界にいるのか錯覚しそうで、そういう不安定感とか揺らぎ感とか、「インセプション」に通じるものを感じた。
2021年1月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
何故ジブリに近いか?
まず、終わり方がジブリっぽく、ジブリは大体ハッピーエンドで終わるのであんまり好きではない。
そして主人公達がジブリキャラクターの顔に近いような気もする。
それで点を自分は少し下げた🤏
無論、評点もある。
パテマ達を救おうとする真っ直ぐな青年のエイジに惹かれた。
彼のような青年に憧れる子供は多そうだw
そして悪も悪で執念深さを感じた。
悪役の質濃さがなかったら多分さらに面白みがなくなっていただろう。
また、普通の人間とサカサマがリンクするというのは思ってもいなかった。サカサマというもには、誰もいないし、未知の域に作者側は達していそうだった。
しかし、初めの方に言ったように、ジブリ臭さがあったので、そこさえなければ良かったと思う。
2020年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
文科省推薦の人権映画になってもいいレベルの傑作。ストーリーがしっかりしている。エンドロールが終わるまで自分と相手の立場を如何に想像できるか考えさせられた。人生で自分の身に降りかかるいざこざを解決する前にまず観ろ。