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「捨てがたき人々」ヒロインの三輪ひとみ、撮影で「Mっ気生かせた」と堂々カミングアウト

2013年10月20日 19:10

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会見した榊英雄監督と三輪ひとみ
会見した榊英雄監督と三輪ひとみ

[映画.com ニュース] 第26回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出された「捨てがたき人々」の榊英雄監督とヒロインの三輪ひとみが10月20日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでのワールドプレミア後に会見した。

ジョージ秋山の同名漫画を原作に、人間のあらゆる欲望をむき出しにしながら、1組の男女がたどる愛の行く末を描く。まずは全6巻から成る原作を脚本化した榊監督だが、「全部まとめて(脚本の)秋山(命)に投げたら190ページになった。それを映画にする勇気はなかったので、映画版の『捨てがたき人々』を作ろうということになり、キャラを吟味して削る作業をしていった」と振り返った。

過激な性描写など商業ベースには乗りにくいのではという質問には、「片隅に意識はあったが、映画を作って間もない駆け出しなので撮りたい勢いのまま撮った」と強調。故郷の長崎・五島列島で全編ロケを行ったが、「僕自身、光源が見つからずに悩みながらの撮影だった。追加シーンはあるし、セリフは現場でゴロゴロ変えるし、台本はあってないようなもの。そういう意味では彼女が一番大変だったのかな」と、三輪の奮闘を称えた。

その三輪は大胆なベッドシーンにも挑んでいるが、「台本を読んですごくやりたいと思ったけれど、私にできるかどうかすごく悩んだ」と当時の心情を吐露。撮影でも毎日のように葛藤する日々だったそうで、「美保(純)さんがご自身の体験を話してくださったり、皆が気を使ってくださったので、私が頑張らないでどうするという気持ちになりました」と述懐した。

ここで榊監督が、「僕以外はね」と厳しい現場だったことをにおわせる発言。納得ができずに1カットに丸1日をかけたこともあったそうだが、「なにせ五島ですから逃げられない状況で、撮り終わるまで逃がさないぞという感じ。でも、彼女がいなかったらこの映画は成立しなかった」と最敬礼だ。

最高の評価に三輪も、「私はMっ気があるので、追い込まれるのが好き。そういう意味では、それが最大限に生かされた現場でした」と堂々のカミングアウト。榊監督は照れ笑いを浮かべながらも、「今思えば、肉体的にも精神的にもいろいろと助けてもらい、格闘できた素敵な現場でしたね」と納得の表情だった。

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