ダーレン・アロノフスキー監督、新作「Noah」編集めぐりスタジオと対立
2013年10月20日 18:30

[映画.com ニュース] 新作映画「ノア(原題)」の編集をめぐり、ダーレン・アロノフスキー監督がスタジオと対立をしていると、ハリウッド・レポーターが報じた。
同作は旧約聖書に登場するノアの方舟の物語を最新VFXを駆使して映画化する大作で、ノア役のラッセル・クロウをはじめ、ジェニファー・コネリー、エマ・ワトソン、アンソニー・ホプキンスらオールスターキャストが出演。クライマックスの洪水のシーンのみならず、船に乗る動物たちがすべてCGで制作されるなど、VFXがふんだんに用いられており、制作費は1億2500万ドルを超えているという。
製作・配給を手がけるパラマウント・ピクチャーズは、宗教的な題材ゆえ、ディレクターズカット版をユダヤ系が多いニューヨーク、キリスト教徒が多いアリゾナ、一般観客を対象にカリフォルニア州オレンジカウンティでテスト試写を実施。その結果、いずれの試写でも拒否反応が高かったため、同社はアロノフスキー監督に再編集を要請したところ、これを拒んでいるという。
アロノフスキー監督は、「レクエイム・フォー・ドリーム」「レスラー」「ブラック・スワン」などの野心作を手がけたインディペンデント作家。しかもファイナルカット権を所持しているため、契約上はスタジオが編集に手出しをすることができない。しかし、ビッグバジェット作品のため同社は継続して交渉を続けていく予定だ。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった…
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんなあなたに】衝撃の価格破壊! 2000円→750円になる裏ワザあります
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年
提供:Henge